【2つのQ】PARCO「ボクの穴、彼の穴。The Enemy」
出演:ノゾエ征爾 (演出家) 、田中馨 (音楽家)
ABOUT
見えない敵ってどんなだろう? 演劇作品『ボクの穴、彼の穴。』は、戦場に空いた穴の中に独りきりでいる兵士が、敵や自分のこの先のことを想像するお話です。見えないものを想像したり、見えないものを見えるようにするのに、音や言葉は大事な役割を果たします。相手に見えていないものを、言葉だけで伝えることはできる?あなたに見えていないものは…そうやって考えることはきっと、戦争がなんで起きるのかを考えることにもつながっているはずです。
#演劇 #絵本 #戦後76年 #音 #視覚障害 #身近な戦争から考える
【2つのQとは?】
ある作品を感じたり解釈したりするためのウォーミングアップ動画です。
- Question:クエスチョン 作品を感じ考えること
- Quest:クエスト 考えたことを行動に移すこと
この「2つのQ」を持ってお楽しみください!
作品の基本情報
- 上映時間
- 13分
- 料金
- 無料
- ジャンル
- ラーニング・解説 演劇
- シリーズ
- 2つのQ
本作品のアクセシビリティ
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音声ガイド
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手話
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バリアフリー字幕
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字幕
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多言語対応
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吹き替え
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作家オリジナルのバリアフリー
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ノンバーバル
作品紹介
「ボクの穴、彼の穴。The Enemy」
「戦争」をテーマに「見えない敵」との心理的なかけひきを多面的に描く舞台作品。宮澤氷魚、大鶴佐助出演。
荒野のような戦場、ふたりの兵士が身を潜める塹壕(ざんごう)を舞台に物語は幕をあける。朝に「おはよう」の銃撃を交わしたきり、たがいの出方をうかがいつづける日々。命がけの緊張感と待つだけの単調な時間のなかで、空腹をかかえたふたりは、家族や仲間に思いをはせながらも戦いを止めることができない。行動の指針は軍が支給した「戦争マニュアル」。そこには、敵は血も涙もない「モンスター」だと記されている。見えない敵への疑心暗鬼のはてに、ふたりがとった行動とは——大人計画の松尾スズキ翻訳によるイタリア人童話作家の絵本を原作に、宮沢氷魚と大鶴佐助が挑む舞台作品。世界がウイルスという「見えない敵」と戦ういまこそ見逃せない一作。
▶︎「ボクの穴、彼の穴。The Enemy」の視聴ページはこちら
プロフィール
ノゾエ征爾
公式ページ:http://haegiwa.net/
田中馨 (音楽家)
2011年まで、「SAKEROCK」のベーシストとして活躍。
現在は自身のグループ「Hei Tanaka」として音楽活動をしている。また赤ちゃんと楽しむコンサートを企画する「チリンとドロン」、小学生とあそびを通じて創作する「ロバート・バーロー」など、活動の幅は広い。演出家・脚本家のノゾエ征爾作品に数多く参加しており、「ピーター&ザ・スターキャッチャー」、「ボクの穴、彼の穴。」、野外劇「吾輩は猫である」、ゴールド・アーツ・クラブ「病は気から」、など
クレジット
ナレーター:青柳いづみ
手話翻訳:橋本一郎
手話監修:河合祐三子、NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)
概要テキスト:山崎健太
アートディレクター・デザイナー:いす たえこ
イラストレーター:渡辺 明日香
モーションロゴ:宮本拓馬
モーションロゴサウンド:蓮沼執太
企画・制作 THEATRE for ALLラーニングチーム
統括プロデューサー:中村 茜
ラーニングプログラムディレクター:山本 さくら
ラーニングプログラムマネジメント:栗田 結夏(株式会社precog)、星 茉里
ラーニングプログラム監修:臼井 隆志(ミミクリデザイン)
動画ディレクション:いしいこうた(HOEDOWN)
動画制作:髙橋 真、古里若菜(HOEDOWN)