研究会
実践者のための創作環境研究会
(全3回)
舞台芸術の実践者として活動していく上でバリア(社会的障壁)のある人、インクルーシブ表現に取り組みたい人が集い、創作の環境における課題や視点を共有。問いをたて、ディスカッションしながら、舞台芸術表現の創作・発表・鑑賞における可能性を検討する研究会を発足します。
開催概要
日時 |
2024年 ② 9月4日(水) 19:30〜21:30 ③ 10月7日(月) 19:30〜21:30 |
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定員 |
20〜30名(応募多数の場合は選考) |
参加費 |
一般 3,500 円、25歳以下 3,000 円(3回通し) |
会場 |
森下スタジオ 東京都江東区森下3-5-6 都営新宿線、都営大江戸線「森下駅」 A6出口 徒歩5分 |
参加してほしい方
- 芸術やカルチャーに興味があり、表現者や企画者としての活動をしている/していきたいと思っている方
- 既存の情報保障のあり方や既存のインクルーシブな取り組みに対してつまらなさを感じており、新たな表現の可能性を模索したいと思っている方
- 自分と異なる身体を持った方と共に創作をしていきたいと思っている方
- インクルーシブな創作環境の在り方を模索したい方
アクセシビリティ対応
- 手話通訳
- 会場の最寄りの駅からの送迎
※その他参加にあたり心配なことがございましたらご相談ください
※現地にどうしても参加できない(東京にいくことが難しい・自宅から出ることが難しい)けれど、研究会に参加をご希望の方は一度ご相談ください。
申込開始: 2024年 6月28日(金)
第一次 申込〆切: 2024年 7月31日(水)
申し込み期間延長
申込〆切: 2024年 8月16日(金)
ゲスト講師
森田かずよ Kazuyo Morita
俳優・ダンサー
先天性の障害を持って生まれる。自身の身体と向き合いながら、表現の可能性を考え続ける。「Performance For All People.CONVEY」主宰。演劇・ダンスの領域を超えて国内外の多数の公演に出演し、TVなどメディア出演も多数。東京パラリンピック開会式ソロダンサー。NHKドラマ『パーセント』出演。
障害のある人を含め、様々な方を対象としたダンスのワークショップを日本各地で展開。現在、大阪大学人文学研究科人文学専攻博士後期課程在籍中。
佐久間新 Shin Sakuma
舞踊家
幼少の頃、臨床心理学者の父が自閉症児と転がる姿を眺める。大阪大学でガムランを始める。同じ頃、流れる水のように舞うジャワ舞踊家ベン・スハルト氏に出会い、留学を決意。帰国後、様々なダンサーとコラボレーションを開始。たんぽぽの家の障害者との出会い以降、即興ダンスとマイノリティの人たちとのダンスに傾注。現在は、ジャワ舞踊をベースにアート、領域横断的な協働、新作発表など国際的に幅広く活動している。
青木彬 Akira Aoki
インディペンデント・キュレーター
一般社団法人藝とディレクター。1989年東京都生まれ。京都市在住。東京都立大学インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。主な活動に「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」(東京都、2018年~)ディレクターなどがある。近年は社会福祉とアートの接点を模索し、調査や実践に取り組む。