投稿日:2021/06/25
横浜能楽堂芸術監督 中村雅之さん
15回目となる今回は、横浜能楽堂芸術監督、中村雅之さんです。
これまで、「敷居の低い能楽堂」をコンセプトに環境づくりに取り組んできた中村さん。
その中でも、2000年より継続している、多様な人々が一緒に能・狂言を楽しめるためのサポートを取り入れた「バリアフリー能」について、お話を伺いました。
取り組みのきっかけとなった障害当事者の方々との出会いや、公共施設としてのバリアフリーへの意識、また自身の取り組みを通して、古典芸能や能楽堂におけるバリアフリー化の課題について語られています。
「みんな一堂に、それも健常者も含めて一堂に会せることをやりたかった。」
誰もが楽しめる古典芸能の実現に向け、誠実な視点で取組む中村さんの回路を、ぜひご覧ください。
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note:https://note.com/theatre_for_all/n/nb173474b8557
アメブロ:https://ameblo.jp/theatre-for-all/entry-12682291528.html
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100の回路シリーズとは
回路という言葉は「アクセシビリティ」のメタファとして用いています。劇場へのアクセシビリティを増やしたい我々の活動とは、劇場(上演の場、作品、そこに巻き起こる様々なこと)を球体に見立てたとして、その球体に繋がる道があらゆる方向から伸びているような状態。いろんな人が劇場にアクセスしてこれるような道、回路を増やしていく活動であると言える様々な身体感覚・環境・価値観、立場の方へのインタビューから、人と劇場をつなぐヒントとなるような視点を、“まずは100個”収集することを目指してお届けしていきたいと思っています。