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東北福祉大学の学生5名が考える、わたしたちのまちのダイバーシティ

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投稿日:2024/11/11

仙台市が主催する、仙台ダイバーシティフェスタ2024!

「国籍や年齢、性別、障害の有無などにかかわらず、誰もが活躍できるまちの実現に向けた雰囲気づくりや、市民に広くダイバーシティについて知ってもらうきっかけ作りとしたい」という願いを込めて、2024年11月16日(土)、せんだいメディアテークにて「仙台ダイバーシティフェスタ2024」が開催されます。

「仙台ダイバーシティフェスタ2024」開催概要

年齢や性別・生まれた国等にとらわれずに、みんなが自分らしくいられるコミュニティやまちづくりを学んでいくイベントです!誰もが楽しめるカードゲームのルールをつくってみたり、型にはまらない思い思いのドット(まる)を描くアートを楽しんでみましょう!

・【日時/期間】2024年11月16日(土)
・【場所】せんだいメディアテーク
・【時間】11時~16時
・【詳細】https://www.city.sendai.jp/kikaku-suishin/diversity-event2024-2.html

女性と小さな子供が触れる展示パネルを一緒に見ている

子どもから大人まで楽しめるゲームやアート創作、ユニバーサルデザインの展示などを通じて、子どもから大人まで、一人一人に「ちがい」があることを知り、「ちがい」を面白いと感じてもらうような体験を生み出すことで、誰もが活躍できるダイバーシティなまちづくりを目指すというもの。

「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、アートと福祉の領域を横断し、革新的な企画や製品をプロデュースする株式会社ヘラルボニー(HERALBONY)が運営を受託し、企画・制作を進めています。

東北福祉大学の学生5名がイベントの広報発信とアクセシビリティについて学びました!

授業概要

仙台市のダイバーシティについて考え、広報発信を企画してみよう!

・10/21(月)「広報とアクセシビリティについて学ぼう」

・10/28(月)「コンテンツ企画・開発者の菊永さんにインタビューしてみよう」

・11/7(木)「広報発信を行おう」

取材メンバー

・張 辰夷
・雪 結衣
・辻 友平
・シャニカ
・高前田 玲

・指導:品田誠司先生(東北福祉大学 共生まちづくり学科准教授)

・企画・運営:篠田、田澤(株式会社precog/ THEATRE for ALL)

本記事は、本イベントのゲームやワークショップの企画を担当したへラルボニーの菊永ふみさんへのインタビューををもとに、「今回のイベントの魅力や価値」についてお伝えします。

ゲームを開発した、菊永さんが大切にしていること

菊永さんは、これまでもさまざまなゲームの企画に関わり、異なる言語や人の違いを大切にしたゲームやワークショップの開発をされていらっしゃると思います。そんな菊永さんが大切にされていることや生きがいを教えてください。

菊永)ありがとうございます。私は0から1を試行錯誤しながら立ち上げるのが好きなんですね。さまざまな人たちに参加してもらえる、そして彼らが変化する様子を見ること、面白かったという感想をもらえたら最高に嬉しいな、と思って仕事をしています。

 

私は、今回イベントを企画運営しているへラルボニーという会社に所属していると同時に、ろう者や難聴者が中心となって、異言語脱出ゲームや手話を使ったコミュニケーションの企画をする異言語Lab.の代表でもあります。ふたつの場所と所属を行き来しながら、互いに良い影響を与え合って両方の事業を成長させていきたい。へラルボニーとともに、「障害のある人が本質的に活躍できる場所を作りたい」「社会を変容させ、耕し、革新をもたらしていきたい」「違いを認め合うことが当たり前の世界にしていきたい」。そんな思いで働いています。

菊永ふみさん。長髪をハーフアップし、こちらに向かって微笑む

“ちがう”を知ると、世界が広がるって、どういうこと?

今回のイベントで来場者の方々に1番伝えたいことは何ですか?

菊永)違いを大切にする、自分の中にある当たり前を疑う、ということでしょうか。これまで当たり前だと思っていたことを、新たな出会いによってひっくり返るような体験を伝えたいなと思います。

 

今回3つのコンテンツを用意しているんですが、0から企画しているものもあるので大変(笑)大急ぎで準備しています。ユニバーサルデザインというものを来場者に感じていただくための設計に力を入れていて、それを大人も子どもも世代を超えて楽しめるような「謎解きゲーム」の形に落とし込もうとしているんです。

 

予約制のゲームイベントでは、「色々な人々がいることを知る」ために、子どもでも大人でも親しみがあって、楽しめるカードゲームのフォーマットを活用しています。例えば、UNOって、アガリの前に「UNO!」って声に出さないといけないルールがありますよね?でも、聞こえない人や話せない人がいた場合、そのルールって成立しないですね。みんなで遊べるようにするにはどうしたらいい?みたいなことを、ゲームに参加する人みんなで課題に直面し、体験し、考えていきます。

男性と女性が触れる展示を楽しむ

特にきてほしいお客さんはどのような人ですか?

そうですね。子どもはもちろん、みんなみたいな大学生にもきて欲しいです。若い世代はこれから新しい未来を作っていく、耕していく人々ですからね。

メンバー視点!今回のイベントのポイントは?

・カードゲームでは、一人一人が楽しく遊ぶにはどうしたらいいのか考えながら遊べるような仕組みがあります。ちがいがすごくわかるゲームであるから、体験することで見え方の違いを知ることができると思います。(雪 結衣)

・小学生、中学生といった子供たちに、偏見を持たないで相手と接し、話し合える、向き合えるようになる、それらを知るための入り口となるイベントにしたいというのが、今回のイベントのポイントだと思いました。(辻 友平)

・各々が役割(ロール)を持ち、それぞれの特徴と個性を生かしたカードゲームができる点が面白いと思いました。自分に出来ることできないことを認識することが、障害への理解へと直結すると思います。(張 辰夷)

・多様性とは何なのかまたは、違うとは何なのか3つのコンテンツを通して多角的な視点から経験をすることにより様々な違いに対して理解を深めることが出来ることがポイントだと思います。(高前田 玲)

偏見も差別もある。目の前にいる人と向き合う心を育む

もし、答えたくない質問だったら答えなくて大丈夫です。菊永さんが、活動するにあたって、障害を持つことへの偏見や差別を受けたことはあるのでしょうか。また、それを受けて心が折れることはありませんでしたか?

菊永)質問してくれてありがとう。大切なことですね。
実は、昔は、手話自体が禁止されていた時代がありました。手話ができないように、ろう者が手を縛られたり、偏見がたくさんあったんです。ろう者は、「自分が聞こえないから、聞こえる人より劣っている」と無意識に刷り込まれ、「聞こえる人たちのようにならなければいけない」「頑張らなければいけない」という教育を受けてきたんですね。

 

現代では理解が進んできたとはいえ、私自身も、お喋りしてる時に、私がいないものとして扱われる、透明人間のような扱いを受けてきた経験があります。私に声で話しかけても、私に伝わらないから、私が目の前にいても別の人に話しかけられる、といったことは本当にたくさんあった。そんな中で、成長し、大人になったので、社会、人と人との向き合い方、自分自身がそういうことに対して敏感にならざるを得なかった部分があります。

そういった偏見がある中で、これからの世代、中学生や小学生にどういうふうな考え方を持ってほしいということはありますか?

菊永)相手の話を受け止めること、向き合い方や姿勢が大切であるということを伝えたいですね。目の前にいる人に対して、自分だったらどういう行動をすべきなのか、常にアンテナを貼っていくことが重要です。そのためにも、いろんな人がいることに気づくことが重要なんです。

 

今回のイベントの中のゲームやワークショップは、まさに、「いろんな人がいることを知る」ための体験の入り口になります。ぜひ、学生のみんなも当日体験してみてくださいね。

メンバー視点!菊永さんのお話から感じたこと

・最終的な目標としては、「社会の当たり前を作る」というところが印象に残っています。多様性という言葉は、現代社会を生きていて一人歩きしているように感じていました。何を言っても多様性で片づけられたり、どこでどう使うのが正解なのかよくわからないものになっていました。変に意識するものではなく、当たり前にするというゴールなのが個人的に納得のいく素敵な言葉だったので印象に残っています。(雪 結衣)
・異言語Lab.のほうで実施している「うしなわれたこころさがし」は、自身の最高傑作だと、命をかけて実施しているときいて、素晴らしいものを作ることに障害などは関係ないと感じました。※「うしなわれたこころさがし」は菊永さんが代表をつとめる異言語Lab.の代表作。(辻 友平)
・いままで健常者とは異なる個性を持ったことによって迫害された歴史、そして菊永さん自身が受けてきた待遇を通じて、相手を受け止め、向き合い、理解する姿勢が重要であると思いました。(張 辰夷)
・活動するにあたって、障害があることへの偏見や差別を受けたことはありますか、という質問のところで、菊永さんの昔のお話を聞いて、自分の幼馴染も同じように悩んでいた事を思い出し、再認識をしました。また、その経験から頑張らなければならないと心を折ることなくひたむきに頑張っているというお話に感銘を受けたことからとても印象に残りました。(高前田 玲)

・自分の中にある当たり前を疑うこと、当たり前をアップデートすることが非常に大切であると考えました。固定概念を払って、違いを知ろうとするきっかけをたくさん作って多くの人がそのきっかけに触れることが推進していく上で重要だと考えます。(雪 結衣)

・バリアフリーという言葉が必要のないくらい常態化している社会にするために、すべての世代の人たちが、一人一人意識を変えていくことが大切だと思いました。(辻 友平)
・”ダイバーシティと一言でいっても、形は多様にあり、その有り様を知ることで始まる。その入口はきっとまだ小さいけれど、0から1を作ることが出来たのならば、100の未来もあるはず。その未来にいるのは若い世代の自分たちでいるために、他人事は捨てて広い目を持つ(張 辰夷)

・まずは、自分たちがダイバーシティやちがいとは何なのかをしっかりと理解をして障害を抱えている人そうではない人どちらの気持ちや考えを理解することが大切だと感じました。(高前田 玲)

11月16日(土)「仙台ダイバーシティーフェスタ2014」でお待ちしています!

最後に、今回の企画を通じて、仙台ダイバーシティーフェスタ2024への来場者に向けて、ゼミ生から伝えたいメッセージをそれぞれ言葉にしてもらいました。

メンバー視点!来場を考えている皆さんへ

・このイベントに参加しようとしている人たちは、他の人たちよりも多様性についての理解が既にある人の方が多いように思います。そのような人たちが増えることで当たり前は伝染していくのではないかと考えます。十人十色という言葉があるように、それぞれを知るきっかけとして楽しく学ぶことができるイベントであることを伝えたいです。(雪 結衣)

・やはり一人一人の障がい者に対する認識を変えていくことが今回のイベントで最も伝えたいことだと思った。また、違いがあっても一緒に遊んだり、アート作品を作ったりすることができるということを自分は伝えていきたいと考えています。(辻 友平)

・参加には意味がある。
きっと知ろうとしてくれているお客さんは、ダイバーシティの先駆者になれる。
怖がる必要はない。知るためのお手伝いをさせてください。(張 辰夷)

・このイベントに参加をすることにより今まで自分が当たり前だと思っていたことが違うということが理解できます。その違いを理解することにより、今まで自分が見ていた世界とはまた違った世界を多角的に見ることができより一層深く物事を見ることが出来るようになります。これは、実際に自分が体験・経験をして見ないと身につかないものなのでぜひ参加して頂きたいです。(高前田 玲)

イベント詳細

仙台市HP
https://www.city.sendai.jp/kikaku-suishin/diversity-event2024-2.html

プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000115262.html

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