THEATRE for ALL ファシリテータースクール

ABOUT

THEATRE for ALLのファシリテーションとは、「正解のない問いをめぐって、さまざまな人が安心して対話・創作に参加できる場をつくる技術」。
本スクールではその方法論について思考を巡らし、芸術鑑賞を通じて、さまざまな人が参加する対話型ワークショップを企画し、運営するための心構えや知見を身につける、約3か月間のプログラムを用意しました。
スクールの進行を行うミミクリデザインがファシリテーションのレクチャーを担当し、THEATER for ALLや専門家たちがアクセシビリティについての知見を共有します。講座や見学会、ワークショップ体験などを通してリサーチをし、企画を立て実践することでともに考え、学んでいくスクールです。
本スクールを修了した方には、今後THEATRE for ALLで実施していく、対話型ワークショップ運営の担い手として活動していただくことも検討中。私たちと一緒に「あらゆる人が芸術活動に触れることで心が動き出す場」を作っていきませんか?

※2/22(月)に学校説明会を行いました。

対象

・対話型鑑賞、哲学対話、ワークショップデザインに関心をもちファシリテーションしてみたい方。

・属性の異なる人が集まる場のコミュニケーションにファシリテーション技術を持ち込んでみたい方。

・アートや福祉の現場で、さまざまな人との関わり方を考えてみたい方。

※応募にあたってファシリテーション経験の有無は問いません。

定員

15名程度

参加費

22,000円(税込)

会場

オンタイムでの講座・WSの参加  ZOOM
オンデマンドの講座視聴       Youtube
オンデマンドの交流など            slack

必要な物

・パソコン、タブレットなどの電子機器(スマートフォンより画面の大きな機器が望ましい)
・インターネット接続環境(安定度が高いものが望ましい)

スケジュール

【1. チェックイン / 2. リサーチ 3/16~】

THEATRE for ALLで開催される各種ワークショップへ参加し、対話メソッドを中心としたものから、アーティストによる独自手法のものまで、ファシリテーションという言葉の持つ幅広さにまず触れる期間です。

THEATRE for ALLにて、参加レポートの公開を予定します。SNSも併用して、感想や意見交換を随時行います。

3/16(火) 20:00-22:00

 

【3. リフレクション / 4. アイディエーション 4/20~】

参加レポートを元に、各自がファシリテーションに取り組むためのポイントを抽出する期間です。ミミクリデザイン、THEATRE for ALL事務局スタッフらも交えた意見交換や、受講生内で関心の近い人同士3人一組を目安としたグループ分けを行います。

4/20(火) 20:00-22:00

 

【5. クリエーション / 6. フィードバック 4/27~】
実際にファシリテーションを行うための感想シェアワークショップを企画していきます。リフレクションで明らかになった関心をもとに、ベースとなる企画をアレンジして、各グループごとのファシリテーションを掘り下げます。ミミクリデザインのフィードバックを請けながら、企画をまとめていきます。

4/27(火) 20:00-22:00

 

【7. ワークショップの実践 6/8~】

企画した感想シェアワークショップを各グループ1回ずつ実施します。参加者はTHEATRE for ALL LABメンバー、パートナー団体関係者などを予定し、コメントをもらいます。

5/18(火) 20:00-22:00

 

【8. まとめ期間 6/22~29】
ワークショップを実施した経験をもとに、ふりかえりを行います。
課題点やよりチャレンジしたい点を明確にしながら、ファシリテーションの概念を、私たちなりに新しく定義し、スクール終了となります。

6/29(火) 20:00-22:00

スクールプログラム

■さまざまな専門家、アーティスト、参加者とのワークショップ、レクチャーへの参加

  3月17日(水) 20:00-22:00

  ミミクリデザインの感想シェアWS

  3月20日(土) 16:00-18:00 

  NPO法人アーダコーダによる哲学対話

      3月24日(水) 夜 ※時間調整中 
          異言語Lab. レクチャー

  4月3日(土) 16:00-18:00

    「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」による対話型鑑賞研究会

 

   ■ ファシリテーションを広げて捉える講座の受講  

   4月 火曜日夜(予定)

  TfA に参加するアーティストによるレクチャー

      (詳細調整中の為、決まり次第発表)     
   4月~6月(予定)      

  ・ヒアリング講座

  「THEATRE for ALLパートナーに学ぶファシリテーション(仮)」

  ・THEATRE for ALLの双方向WSへの参加可能(定員あり)

  ※詳細が決まり次第お知らせいたします。

   

■ファシリテーションの技術を伝えるミーティング

 ミーティング形式で、ファシリテーションに必要な観点や技術を、段階を追いながらお伝えしていきます。基本的には、各期間はじめの火曜夜に開催予定です。

 

■複数人グループでのWS開発とトライアル  

 THEATRE for ALL LABメンバー、パートナー関係者、モニターを迎えて、

6月8日〜6月21日期間中に開催予定。     

 

■THEATRE for ALL LABメンバーの参加するSNSでの情報交換、交流、議論

 福祉の現場での発見や知見を共有し、ともに学び合うコミュニティ「THEATRE for ALL LAB」メンバーが利用するSNSに参加できます。事務局スタッフやパートナー団体関係者も加わるコミュニティで、スクール内で考えていることから日々の気づきや思考まで好きな時に情報交換や議論ができます。分野さまざまな関係者と出会い、自身の活動を広げられます。

(左)  2020年2月「”常識”を考え直すワークショップ (協力:株式会社ミミクリデザイン)」

(右)  2020年5月「テレ・チームワーク時代のオンライン共同作業のやり方・クリエイター編(主催:SHIBUYA QWS 共催:一般社団法人ドリフターズ・インターナショナル )」より

募集期間

2021年2月12日(金)~3月1日(月)23:59

応募の流れ

1.募フォームからお申し込み

下記の応募フォームからお申し込みください。

https://theatreforall-facilitator-school.peatix.com

 

2.選考期間

応募者が定員を超えた場合には課題テキストを元に公平に選考を実施します。

選考は3月1日(月)の締め切り後から行われ、3月5日(金)までにメールtfa.learning(a)gmail.comにて結果をお知らせします。

 

  1. 3.受講料のお支払い

参加者の方に結果のお知らせと共に、専用の決済フォーム(Peatix) をご案内いたします。3/14(日)23:59までに受講料のお支払いを願います。

 

注意事項/備考

・応募者が定員を超えた場合には課題テキストを元に公平に選考を実施します。

・選抜後の受講生の顔ぶれによってプログラム内容を調整する可能性があります。内容変更のあった場合も、返金の対応は致しかねます。

・ワークショップや講座は全て参加できることが望ましいですが、参加できない場合は録画映像での視聴も可能です。スクールの進行に影響がございますので、事前に欠席が見込まれるスケジュールがある方は、あらかじめ応募フォームにてお知らせください。

・参加にあたりご心配な点、配慮するべき点などあれば tfa.learning(a)gmail.comまでお問い合わせください。

・本スクール生だけが対象のプログラムは今後追加されることがあります。詳細は随時お知らせいたします。

プロフィール

株式会社ミミクリデザイン

最新のワークショップデザインの方法論を駆使しながら、組織開発・人材育成・商品開発・地域活性化などの分野で、集団の創造性を引き出し、複雑な課題解決のプロジェクトをファシリテートする。

https://mimicrydesign.co.jp/

 

こども哲学おとな哲学アーダコーダ

特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダは、正解のない問いについてグループで考える哲学対話を社会の中で実践的に活用するためのスキルやプログラムを提供するNPO法人です。アーダコーダの哲学対話は、幼稚園に通うこどもたちから年配の方まで対象年齢を問いません。毎日のくらしの中にある正解のない疑問や不思議のタネについて、あーだこーだと考えを交換し、お互いが時間をかけて考えを深めることができる時間を提供します。

http://ardacoda.com/

 

視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 2012始動。スタッフ5名(視覚障害者3名、晴眼者2名)。月一回のペースで全国の美術館や学校で目の見える人、見えない人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営している。最近の主な活動は2017年から継続している東京都写真美術館での鑑賞プログラムや、演劇の俳優大石将弘(ままごと、ナイロン100℃)らと制作した「きくたびプロジェクト 横浜美術館編」など。2020年以降は主にオンラインの鑑賞プログラムを通して、芸術へのアクセシビリティや「みること」について誰もが気軽に安全に語り合える場つくりを目指している。

 https://www.facebook.com/kanshows/

 

クレジット

主催:株式会社precog、一般社団法人ドリフターズ・インターナショナル

企画・制作:株式会社precog、一般社団法人ドリフターズ・インターナショナル
運営・広報協力:ミミクリデザイン 

企画協力:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ、こども哲学おとな哲学アーダコーダ、異言語Lab. 

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