『音の行方』ユニバーサル上映会
まるっとみんなで映画祭 2023
in KARUIZAWA
ABOUT
17年続く社会のような家族のような音楽。「音はどこへ向かうのか」。自分の本能や感性を開く旅でもある映画。
見るものの目を釘付けにする彼らの豊かな表現は即興音楽の概念を塗り替える音楽の歴史に残るドキュメンタリー。
イベントについて
開催概要
日時: 2023年 11月19日(日) 10:00〜
9:30〜 受付開始
10:00〜 上映会開始『音の行方』(107分)
会場:軽井沢町中央公民館 講義室(長野県北佐久郡軽井沢町長倉2353-1)
上映作品:『音の行方』(監督:野田亮、2022年)
アクセシビリティ:英語字幕
料金:一般 1,200円
高校生以下 700円
<ご案内>
・当日券は上記料金に+300円
・未就学児無料
・介助者1名無料(当日受付にて障害者手帳提示)
・車椅子・バギーの方は開場時間15分前から優先入場可能
お申し込み方法
チケットはpeatixよりご購入ください。
▶︎チケット購入はこちら(チケット販売「peatix」のサイトへ移動します)
申込開始: 2023年 10月13日(金) 18:00
申込〆切: 2023年 11月18日(土) 18:00
<Peatixのご利用が難しい方>
以下の項目を記載の上、メールでお申し込みください
連絡先:marutto.theatre@gmail.com
メールの件名:映画祭チケット購入
①お名前、②電話番号、③年齢、④ご希望のチケット、⑤(任意記入)気になること、配慮してほしいこと
※イベントの詳細をmarutto.theatre@gmail.comからお送りします
お願いや注意事項
※キャンセルについて
1週間前までにキャンセルのご連絡をいただきますようお願いいたします。
それ以降のご連絡については返金することができませんのでご了承ください。
作品紹介
『音の行方』
知的な障害のある人と、即興を得意とする音楽家の幸福な出会いは、1 人の大学院生の思いつきと熱意によって始まった。半年限りの実験の予定だったこの「音遊びの会」プロジェクトは、参加者の強い希望で継続され、“大家族バンド” “アーティスト集団” と呼ばれる存在になり、いつの間にか17年の月日が流れている。活動初期からのメンバーはもう皆成人した。音楽として成り立つのがやっとだった初期の表現からは想像もできない数々の刺激的なユニットも生まれた。全国各地から公演に呼ばれ、英国ツアーも敢行した。それでも彼らの音楽は1ミリもブレることなく、目を耳を釘付けにする。野田亮が「音遊びの会」のワークショップや公演を撮りためていく中で最初期に行ったことは、障害のあるメンバーの保護者たちへのインタビューだった。そのインタビューが本編に使われている時間はわずか数分。それぞれに時間をかけた丁寧なプロセスを経ている。彼らと過ごした時間の密度が映画に現れている。共生社会、ダイバーシティ、SDG’s、未来への希望、幾つものイマドキなワードで語られるかもしれないこの映画の根底に流れるのは、そう言ったワードを超えた先にある明るい社会だ。
監督:野田亮
日本の美意識や文化に回帰しながらも、新たな価値の発見や表現の創造を模索、実験しながら作品制作を行っている。国や地域が抱える社会問題やマイノリティとマジョリティの関係性などへの関心も深い。知的や身体の障害を身近に感じる家庭で育ったが故にそこに壁はなく、障害はひとつの特徴であり、障害のある人とはひとりの表現者として向かい合っている。
撮影と編集を担当したやまなみ工房ドキュメンタリー映像作品『地蔵とリビドー』はPAAFF2018やハーバード大学などに招待されるなど、現在も国内外で上映され続けている。音遊びの会とは、『音の行方』、身体と音楽を用いた公演『そんなにジロジロ見ないでくれ』、美術家 やなぎみわと共作した映像作品『PASSAGE』、『なやみの種』(楽曲提供)(ダンスアーティスト なかむらくるみと共作)などの作品を制作している。