【研修・交流会】舞台芸術のバリアはどこにあるのか? 障害の社会モデルから考える合理的配慮
講師:飯野由里子
ABOUT
【舞台関係者向け研修・交流会】
令和6年4月から民間事業者による障害のある方への合理的配慮が義務付けられることになり、舞台芸術業界でも「バリアフリー化」という言葉を耳にすることが多くなってきました。
舞台芸術関係者のみなさんの経験や知見をもとに「そもそも舞台芸術におけるバリアは、どこにあるのか?」を共に考える研修・交流会を開催します。
「合理的配慮」と、合理的配慮を知る上で重要な「障害の社会モデル」の基礎知識を学び、既にバリアフリー化に取り組んでいらっしゃる方も、これから取り組もうとしている方も一緒に、劇場や公演での実践について考えてみませんか。
イベントについて
開催概要
日時: 2023年 12月21日(木) 17:00〜 (受付・開場 16:45〜)
会場:ロームシアター京都 会議室2
京都市左京区岡崎最勝寺町13
TEL: 075-771-6051
講師:飯野由里子(東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター特任准教授 )
ゲスト登壇:那須映里(役者/手話エンターテイナー)
進行:兵藤茉衣(株式会社precog バリアフリーコミュニケーション事業部チーフ)
定員: 20名
料金: 無料
タイムテーブル
17:00〜18:00 講義
講師:飯野由里子
18:00〜19:00 舞台芸術におけるバリアフリー・合理的配慮に関するQ&Aフリートーク
登壇:飯野由里子、那須映里
進行:兵藤茉衣
障害のある方との事業や合理的配慮に取り組む上での困りごと・悩みごとを参加者のみなさんから話題提供いただき、登壇者や参加者のみなさんの知見を共有する時間です。
例えば、
・「合理的配慮」をしなかったことで罰則はあるのか?
・障害のある方との事業に取り組むにあたって、どんな助成金があるのか?
・情報保障をつけても対象となる方に来てもらえない、どういう施策が考えられるか?
・障害のある方との活動の意義を周囲に理解してもらえない、どんな説得の方法があるのか?
など、情報交換をすることで実践のヒントを探ります。
※研修会終了後、準備が整い次第、研修会会場にて講師や参加者同士と意見交換する交流時間を設けます。(1時間程度を予定)お気軽にご参加ください。
アクセシビリティについて
手話通訳あり。
会場最寄り駅からの送迎希望のほか、参加にあって不安やご要望がある方はお気軽にご相談ください。
お申し込み方法
peatixにてお申し込みください。
*定員になり次第終了となる場合があります
受付期間延長しました!
申込〆切: 2023年12月12日(火) 23:59 2023年12月21日(木)16:00
登壇者プロフィール
飯野由里子
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター特任准教授
専門はジェンダー、セクシュアリティ、ディスアビリティ理論。 ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール(ふぇみ・ゼミ)運営委員。OTD(組織変革のためのダイバーシティ)普及協会運営委員。
那須映里
役者/手話エンターテイナー
1995年生まれ、日本大学法学部卒業。デンマークに留学してリーダーシップや表現について学ぶ。現在は手話エンターテイナー、役者、国際手話通訳、国際関係で活動する。舞台『うごく作品』出演。2022年フジテレビドラマ『silent』に出演。NHK 「みんなの手話」、「手話で楽しむみんなのテレビ」など各メディアに出演中。
進行:兵藤茉衣
株式会社プリコグバリアフリーコミュニケーション事業部チーフ
2011年〜2014年NPO法人DRIFTERS INTERNATIONALにて、スクール事業やフェスティバル事業の事務局を担当。2015年からprecogに入社し、チェルフィッチュ/岡田利規のマネジメントや、アドミニストレーションを担当。2019年日本財団主催「True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 – 」の事務局運営統括を経て、THEATRE for ALLの立ち上げにて企画・運営統括を担当。2021年より厚労省障害者芸術文化活動普及支援事業 全国連携事務局(舞台芸術分野)を担当。
クレジット
関連情報
研修会前日と当日、近隣会場にて「EPAD Re LIVE THEATER in Kyoto~時を越える舞台映像の世界~ 舞台映像上映会およびトークセッション」開催。舞台芸術のバリアを取り除く EPAD × THEATRE for ALL ユニバーサル上映会の記録映像の展示とご案内もあります。ぜひ合わせてご参加ください。