舞台芸術のバリアを取り除く EPAD × THEATRE for ALL
ユニバーサル上映会&イベント
EPADとバリアフリーな劇場体験を目指す「THEATRE for ALL」があらゆる人にひらく豊かな鑑賞体験。手話・字幕・音声ガイドがついている会や、おしゃべりや音をたてたり、身体が動いていても大丈夫な会など、さまざまな理由で劇場での公演に行きづらいと感じる人やそのご家族が安心して鑑賞することのできる上映会を、「EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜」のプログラムとして東京芸術劇場(東京・池袋)で開催します。
鑑賞サポート(アクセシビリティ)
- 劇場に足を運ぶ皆様が安心して上映を楽しんでいただけるよう、できる限りの鑑賞サポートをご用意しております。この他にも、来場にあたって介助が必要な方・ご不安のある方・ご要望がある方は、お気軽にご相談ください。
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・バリアフリー字幕(タブレット貸出)
・音声ガイド(イヤホン貸出)
・手話弁士つき上映回
・車椅子席
・途中入退場自由
・ホワイエでのリラックスエリア
・参加型トークイベントでの文字支援
・池袋駅からの送迎サポート(視覚障害の方・車椅子利用の方など)
・会場での筆談ボード
・未就学児童の入場可
*公演によってサポート内容が異なります。詳細をご確認ください。
チケット
鑑賞サポートつきチケット
一般:1,500円 25歳以下:1,000円
※介添者1名無料となります。(当日受付の際に障害者手帳をご提示ください)
◉ 手話弁士が見えるエリア
◉ バリアフリー音声ガイド席(イヤホンガイドつき自由席)
◉ 字幕タブレット利用席(字幕タブレットつき自由席)
お申し込み方法
以下のフォームより、鑑賞サポートつきチケットのお申し込みをお願いいたします。
フォームからのお申し込みが難しい場合は、お電話でも承りますので、お気軽にご連絡ください
▶︎手話弁士が見えるエリア・チケットのお申し込みはこちら
▶︎バリアフリー音声ガイド席(イヤホンガイドつき)のお申し込みはこちら
▶︎字幕タブレット利用席(字幕タブレットつき)のお申し込みはこちら
上映作品
10/14(土) バリアフリー字幕|音声ガイド|参加型トーク

た組「綿子はもつれる」ユニバーサル上映会+参加型アフタートーク
前作「ドードーが落下する」で第65回岸田國士戯曲賞受賞。いま勢いに乗る若き気鋭、加藤拓也率いる劇団た組が、10年ぶりの主演舞台となる安達祐実を迎え、破綻寸前の夫婦による息もつかせない愛憎のゆきみちを描く。(撮影:岡本尚文)
◉ 日時:10/14(土) 18時30分開演 (1時間40分)
◉鑑賞サポート:バリアフリー字幕、音声ガイド
◉出演:安達祐実 平原テツ 鈴木勝大 田村健太郎 他
◉ 参加型トーク「みんなでかんじる・かんがえる」 終演後 45分間(文字支援あり)
登壇:関場理生(俳優/ダイアログ・イン・ザ・ダーク アテンド)、南雲麻衣(パフォーマー/アーティスト)
10/19(木) 手話弁士|バリアフリー字幕|音声ガイド|参加型トーク

マームとジプシー「cocoon」手話弁士つきユニバーサル上映会
今日マチ子原作・沖縄戦を舞台にした現代演劇の超傑作を手話弁士つき上映が実現!少女たちの賑やかな日常が戦争によって否応なしに死と隣り合わせの日々へと変わっていく様子が、演劇作家・藤田貴大率いるマームとジプシーの独特の演出によって鮮やかに描き出される。原作:今日マチ子(「cocoon」秋田書店) 作・演出:藤田貴大 音楽:原田郁子
◉ 日時:10/19(木) 18時00分開演 (2時間30分)
◉鑑賞サポート:バリアフリー字幕、音声ガイド、手話
◉手話弁士:那須映里、長谷川翔平 手話監修:那須善子
◉出演:青柳いづみ 菊池明明 小泉まき 他
◉ 参加型トーク「みんなでかんじる・かんがえる」 終演後 30分間(文字支援あり)
登壇:藤田貴大(劇作家/演出家)、廣川麻子(TA-net理事長)、那須映里(手話エンターテイナー/役者)
10/20(金), 21(土) バリアフリー字幕|音声ガイド|参加型トーク

蜷川幸雄七回忌追悼公演「ムサシ」ユニバーサル上映会
井上ひさしx蜷川幸雄 命の大切さを描く巨匠の名作。藤原竜也・溝端淳平が演じる「巌流島の決闘」のその後とは? 大きいスクリーンでみんなでみよう!
重厚なテーマの中に笑いを盛り込み、国内のみならず、アメリカ、イギリスほか世界6か国10都市で上演され20万人以上を動員した。本映像は、蜷川幸雄七回忌追悼記念公演として行われた吉田鋼太郎の演出による5回目の再演の記録である。
◉ 日時:
① 10月20日(金)14時00分開演 (3時間・休憩あり)
② 10月21日(土)10時30分開演 (3時間・休憩あり)
◉ 鑑賞サポート:バリアフリー字幕、音声ガイド
◉出演:藤原竜也 溝端淳平 鈴木 杏 塚本幸男 吉田鋼太郎 白石加代子 他
◉ 参加型トーク「みんなでかんじる・かんがえる」 終演後 45分間(文字支援あり)
① 10月20日(金) 登壇:美月めぐみ(バリアフリー演劇結社ばっかりばっかり)、今井彰人(サンドプラス/俳優)
② 10月21日(土) 登壇:石井健介(ブラインドコミュニケーター)、Nyanko(モデル/手話パフォーマー)
現在配信中の作品
EPAD x THEATRE for ALL とは?
EPADの上演作品のアーカイブ事業とバリアフリーな劇場体験を目指す「THEATRE for ALL」が力を合わせて、舞台芸術の鑑賞バリアを取り除く事業に取り組みます。舞台芸術の価値ある財産を活かし、これまでその魅力を届けきれなかった方々へ一つ一つ伝えていきます。配信やユニバーサル上映会、そのほかイベントを通じて、視覚や聴覚に障害がある方々、さまざまな理由で劇場での公演に行きづらいと感じる人やそのご家族と一緒に舞台芸術の鑑賞の面白さを共有できる場をつくります。
今年度の取り組みについて
1. ユニバーサル上映会&イベント
- 2. 年間12作品の名作アーカイブ映像をバリアフリーに(音声ガイド・バリアフリー字幕・手話)
- 3. THEATRE for ALL でバリアフリー映像をオンライン配信
※ 今後も配信情報など順次お知らせしてまいります。最新情報は、THEATRE for ALL のSNSをご確認ください。