cube 20th presents
Japanese Musical『戯伝写楽 2018』

ABOUT

たった10ヶ月の間に、145点余の作品を残し忽然と消えた浮世絵師・東洲斎写楽。「写楽は女だった・・・」という大胆な発想で写楽の謎にせまりながら、寛政の時代に己の才能のまま、熱く自由に生きる芸術家たちの姿を描く。独創的な着想で展開してゆく、中島かずきの脚本と立川智也の音楽による大江戸ジャパニーズミュージカル。

[あらすじ]
江戸、阿波国蜂須賀家お抱えの能役者・斎藤十郎兵衛は、ある日、町中の喧嘩の最中、その様子を夢中に絵に書き留める女・おせいと出会う。おせいの絵は、普通の美人画や大首絵とは異なり、人物の内面までをえぐり出し、時に醜さまで浮き彫りにしてしまうような、非凡なる筆力を持っていた。
時は寛政6年(1794)、喜多川歌麿、葛飾北斎、十返舎一九、太田南畝など、才能豊かな絵師、文人が江戸の町で、競い合うように描き夢を追い、蔦屋重三郎を始めとする版元達は、大衆が求める作品を自分の版元で売り出そうと、様々な策を巡らせていた頃。
能役者が本業の十郎兵衛は絵を書きながらも芽は出ず、非凡なる才を持つおせいと偶然に出会い、ある大儲けの策を思いつく。絵を描くことさえ出来ればそれでいいおせいは、その提案を快諾する。
様々な人々が生き生きと才能と野心と恋の花を咲かせ、その只中、彗星のごとく登場し駆け抜けていった”東洲斎写楽”とは、一体誰だったのか。

公開中

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作品の基本情報

上映時間
140分
言語
日本語
料金
〈レンタル〉 900円(税込) 視聴期間: 168時間 / 7日間 この作品はレンタル(PPV)でご視聴いただけます。*Vimeoの仕様上、お客様の閲覧環境によって金額が米ドル表示になる可能性もございます。
ジャンル
演劇
シリーズ
EPAD × THEATRE for ALL

本作品のアクセシビリティ

  • 音声ガイド
    対応
  • 手話
    非対応
  • バリアフリー字幕
    対応
  • 字幕
    非対応
  • 多言語対応
    非対応
  • 吹き替え
    非対応
  • 作家オリジナルのバリアフリー
    非対応
  • ノンバーバル
    非対応

オリジナル版と2つのバリアフリー動画をご用意しています。視聴ページに移動後、ご覧になりたいバージョンのリンクをクリックしてください。
*Vimeoでのご視聴となります

  • オリジナル(アクセシビリティなし)
  • 日本語バリアフリー字幕
  • 日本語音声ガイド

POINT!

初演(2010年上演「戯伝写楽」)から8年の歳月を経て、作詞・森雪之丞、演出・河原雅彦の手により装いも新たに再演された舞台を映像化。
橋本さとし(斎藤十郎兵衛)、小西遼生(喜多川歌麿)、東山義久(与七)といった初演からのキャストに加え、新たに、中川翔子(おせい)、壮一帆(浮雲)、池下重大(鶴屋喜右衛門)、そして、山崎樹範(鉄蔵)、吉野圭吾(大田南畝)、村井國夫(蔦屋重三郎)といった話題の俳優陣を迎え、ブラッシュアップ。

アーティスト・制作者 からのメッセージ

キューブ創立20周年企画の舞台第2弾である本作品。
脚本は、「劇団☆新感線」座付き作家でもある中島かずき。今作でも数々のエンターテインメントな創作時代劇を生み出してきた中島の武器がふんだんに生かされている。
演出は河原雅彦。ミュージカル『DADDY』『After Life』『ロッキー・ホラー・ショー』など、ジャンルや規模を縦横無尽に行き来し、緻密で美学に貫かれた作風で、今最も注目される演出家の一人。加えて、作詞は森雪之丞の書き下ろし、音楽に2010年版に続いて立川智也と力強いクリエイターが集い、新版『戯伝写楽 2018』を産み出す。
絵師たちの夢、版元たちの野望、花魁の哀、そして稀代の天才・写楽の謎に迫る、粋で華やかなエンターテインメント作品。

アーティスト プロフィール

 

 

俳優、ミュージシャン、クリエイターなど幅広いジャンルのマネジメントと、舞台制作、音楽制作、映像制作の3つの柱を中心に展開する芸能プロダクション。
舞台製作では企画から宣伝、運営まで一貫して自社で行い、多彩なキャスティングによって小劇場からミュージカルまで多種多様な舞台を製作している。また2011年から東京・渋谷にて劇場・CBGKシブゲキ!! を運営。
近作の主な製作舞台は、音楽劇「夜来香ラプソディ」、KERA・MAP #010「しびれ雲」、ナイロン100℃ 48th SESSION「Don’t freak out」、リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」、ケムリ研究室no.3「眠くなっちゃった」など。

クレジット

作:中島かずき 
作詞:森 雪之丞 
音楽:立川智也
演出:河原雅彦
出演:
橋本さとし、中川翔子、小西遼生
壮 一帆、東山義久、池下重大
中村美貴、華耀きらり、大月さゆ、染谷洸太、馬場亮成、岩橋 大
山崎樹範、吉野圭吾、村井國夫


製作:一般社団法人EPAD 
バリアフリー企画制作:THEATRE for ALL(株式会社precog)
バリアフリー字幕/音声ガイド:合同会社nubo

文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会

EPAD × THEATRE for ALLとは?

EPADによる上演作品のアーカイブ事業と、バリアフリーな劇場体験を目指す「THEATRE for ALL」が力を合わせて、視覚や聴覚に障害がある方や、さまざまな理由で劇場に行きづらいと感じる方へ向けて鑑賞機会を届ける取組です。舞台芸術の価値ある財産を活かして、鑑賞体験を広げ、その魅力を伝えます。

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