【VIRTUAL NIPPON BODIES 2023】身体のデジタルデータをめぐる「川田十夢 総合司会 一大リレートーク」

川田十夢

ABOUT

川田十夢(AR三兄弟)総合演出のもと、2021年より3年にわたり取り組んできた人体データのアーカイブ&発信プロジェクトの集大成「VIRTUAL NIPPON BODIES 2023」による「バーチャル身体図鑑」が公開されます。
移動のバリアを飛び越える作品をどう楽しむか、データアーカイブした身体をどのように舞台芸術に昇華することができるのか、新しいコミュニケーションの回路がうまれる可能性をめぐってプロジェクトの参加アーティストやさまざまな有識者の方々をお招きし、リレー式での一大トークをリアルとオンラインで開催します。

!来場者限定・先着でプレゼント!
・イベント予約者·ご来場者先着100名さまにAR機能つきの「経験トレーディングカード」特別に差し上げます。
お友達のカードとトレードしてあそんでみましょう!

!ここだけの限定販売!
・身体カードと動きカードを重ね合わせると合体して図像が浮かび上がる実験的な「経験トレーディングカード」のコンプリートセット(価格:3,500円(税込))
アプリを通して見ると立体的に情報が立ち現れる「標本ポスター」(価格:1,650円(税込))

イベントについて

開催概要

日時:2023年2月11日(土) 18:00-20:30
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]/オンライン(YouTube にて配信)
参加費:無料(会場参加の場合、事前申し込み)

定員:60名(会場参加) 
※お申し込み多数により増席いたしました!
※立見の可能性がございます。ご了承ください

アクセシビリティ:字幕(自動翻訳)

*トークイベントは、YouTubeにて生配信を行います。
URL:https://youtu.be/6ZMwRT3HZLw

 

<トークトピック>
はじめに VIRTUAL NIPPON BODIESとは? 新作発表
川田十夢(AR三兄弟)
標本ポスター、経験トレーディングカード、バーチャル身体図鑑について解説

① 「ゲームか?公演か?何作る?」成果発表
宮﨑 雄(ゲームクリエイター)×相見 猛(ソニー 新規ビジネス・技術開発本部 通信技術開発部門 モーション事業推進室室長)×オル太(アーティスト)

② いつでもどこでも楽しめるパフォーミングアーツの形って?
佐藤仙務(寝たきり社長)×島田真太郎( テクノツール代表)

③ 伝統芸能の保存と更新におけるデジタル技術
畑中章宏(民俗学)×チャンココ (念仏踊り)×おわら風の盆(唄と踊りの民謡)

④ パフォーマーとしての音楽家アーカイブ
呉宮百合香(ダンス評論)× 音無史哉(雅楽)× 石川浩司(シンガーソングライター/元・たま)

⑤NFTでVIRTUAL NIPPONプロジェクトをドライブさせられるのか?
施井泰平(スタートバーン株式会社代表取締役)× 古屋大貴(奇譚クラブ )

特設ページはこちら


お申し込み方法

お申し込みはこちら▶︎チケット販売「Peatix」のサイトへ移動します。
※イベントへの参加は無料です。

 

<Peatixのご利用が難しい方>
※以下の項目を記載の上、メールでお申し込みください
宛先:tfa@precog-jp.net
メールの件名:「2/11(土)トークイベント参加申し込み」
①お名前、②電話番号、③年齢、④参加動機、⑤(任意記入)気になること、配慮してほしいこと

※イベントの詳細をtfa@precog-jp.netからお送りします。メールが正しく受信できるようドメイン「precog-jp.net」をメーラーに受信設定ください


お願いや注意事項

※推奨デバイス:パソコン、スマートフォン、タブレット
※画像や音声のクオリティは参加者ご自身のネット環境に依存します
※接続に係る通信料は参加者ご自身の負担となります
※当日37.5度以上の発熱がある場合はご参加をお断りさせていただく場合があります。

アーティストプロフィール

川田十夢(AR三兄弟)

 

1976年熊本県生まれ。10年間のメーカー勤務で特許開発に従事したあと、やまだかつてない開発ユニットAR三兄弟の長男として活動。新著『拡張現実的』(2020)、 旧著『AR三兄弟の企画書』(2010)。WIRED巻末連載、J-WAVE 『INNOVATION WORLD』、BSフジ『AR三兄弟の素晴らしきこの世界』、テクノコント。BTC(ブレインテックコンソーシアム)理事。公私ともに長男。通りすがりの天才。その世界のスター。ニュー文化人。

石川浩司(シンガーソングライター/元・たま)

石川浩司

 

1961年東京生まれ。1990年バンド「たま」で「さよなら人類」でデビュー。レコード大賞新人賞受賞、紅白にも出場。現在はソロでギター弾き語りの他、ガラクタパーカッションでパスカルズ、ホルモン鉄道など8つのバンドを兼任。世界一とも言われる空き缶コレクターとして「懐かしの空き缶大図鑑」やエッセイストとして「『たま』という船に乗っていた」「すごろく旅行のすすめ」「おとなのなぞなぞ」などの著作も多数。映画、演劇にも出演。

音無史哉(雅楽)

音無史哉

 

コンピュータ音楽研究時に雅楽と出会い笙を手に取る。笙、楽箏、右舞、古代歌謡を豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長)に師事。古典雅楽の研鑽・演奏を重ねながら、笙や雅楽の多様なあり方を模索・提示している。TimHeckerワールドツアー、蓮沼執太フィルほか、TV番組、ゲーム、映画、CM、ノイズ・ジャズバンドやDJとのセッション、公共空間や映像作品のための音楽など、国内外の音楽プロジェクトに参加多数。「花舞鳥歌風遊月響雅楽団」共同主宰。

おわら風の盆(唄と踊りの民謡)

おわら風の盆

 

おわら風の盆は、毎年9月1日~3日に富山市八尾地域の中心部で行われる民謡行事です。その唄と踊りの起源は江戸時代元禄のころ、町建てに関する重要文書の返済を得た祝いとして町民総出で町を練りまわったのが始まりといわれ、300年余りの歴史があります。その後、二百十日の風を治め、五穀豊穣を祈る行事に変わりいつしか「風の盆」と呼ばれるようになりました。格子戸の家並み、土蔵造りの蔵など、昔の面影を残す町並みに数千のボンボリが立ち並び、三味線、胡弓、太鼓の音に合わせて哀調帯びた唄や格調高い踊りが坂の町を揃いの法被や浴衣姿で流し歩きます。

チャンココ (念仏踊り)

チャンココ

 

チャンココは、五島列島五島市に古くから伝わる伝統的な念仏踊りで、毎年お盆の時期になると、市内各地で見ることができ、「五島の夏の風物詩」となっている。チャンココという名前は、「チャン」が鉦の音、「ココ」が太鼓の音に由来するといわれ、その名の通り、花笠と腰蓑を身に着け、太鼓を抱えた踊り手が鉦の音に合わせて踊る。少なくともおよそ800年前には踊られていたという歴史があり、現在まで、各地区の青年により大切に伝承されてきた。

オル太(アーティスト)

 

2009年に結成した6名のアーティスト集団。メンバーは、井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chi。第14回岡本太郎賞受賞。創造行為、ひいては人間の根源的な欲求や感覚について、自らの身体をパフォーマンスという形で投じ、問いかけている。 近年の活動に『ニッポン・イデオロギー(仮)』(YPAMディレクション、KAAT神奈川芸術劇場、2022年)『耕す家:不確かな生成』(アーカスプロジェクト、2022年)「青森 EARTH2019:いのち耕す場所-農業がひらくアートの未来」(青森県立美術館、2019年)「釡山ビエンナーレ 2016」(F1963、2016年)ほか。

呉宮百合香(ダンス評論)

 

1991年生まれ。フランス政府給費留学生として渡仏し、パリ第8大学と早稲田大学で修士号を取得。日本学術振興会特別研究員を経て、早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在はダンスを中心に、現代舞台芸術の研究と現場の境界で活動。国内外の媒体に公演評や論考を執筆するほか、フェスティバルや公演の企画制作、作品のクリエーション等にも多数携わる。また、ダンスアーカイヴに関するリサーチも継続的に行っている。

佐藤仙務(寝たきり社長)

 

生後10ヶ月で重度の脊髄性筋萎縮症に罹患し、ほぼ寝たきりという生活を送りながらも、19歳でホームページや名刺の制作を請け負う株式会社「仙拓(せんたく)」を立ち上げ。自らを『寝たきり社長』と称し、株式会社「仙拓」の社長を務 めながら、大学の講師や YouTube 配信活動、テレビ出演、新聞の コラム執筆なども行う。(著書『寝たきりだけど社長やってます-19 歳で社長になった重度障 害者の物語-』彩図社 など)また、マルチタレント業として芸能事務所「セントラルジャパ ン」とマネジメント契約、講演会やイベントに出演している。

施井泰平(スタートバーン株式会社代表取締役)

 

美術家、起業家。2001年、多摩美術大学卒業後「インターネットの時代のアート」をテーマに美術制作を開始。現在世界中のNFT取引で標準化されている還元金の仕組みを2006年に日米で特許取得するなど、業界トレンドの先手を打っている。2014年、東京大学大学院在学中にスタートバーン株式会社を起業し、アート作品の信頼性担保と価値継承を支えるインフラを提供。事業の中心である「Startrail」は、イーサリアム財団から公共性を評価されグラントを受ける。東方文化支援財団理事、一般社団法人Open Art Consortium理事を現任。東京藝術大学非常勤講師、経済産業省「アートと経済社会を考える研究会」委員などを歴任。作家として、個展やグループ展などで作品を発表すると同時に、「富士山展」(2017~2020年)、「SIZELESS TWIN」(2022年)、「ムーンアートナイト下北沢」(2022年)などの展示を企画。主な著書に平凡社新書『新しいアートのかたちーNFTアートは何を変えるか』(2022)などがある。

島田真太郎( テクノツール代表)

 

電子部品メーカーを経て2012年4月にテクノツール株式会社に入社。Nintendo Switch公式の障害者向けコントローラー「Flex Controller」に代表されるアシスティブ・テクノロジーの開発や輸入事業の立ち上げに従事。創業者である実父の跡を継ぎ、2021年9月に代表取締役に就任。「本当の可能性に、アクセスする。」をコンセプトにかかげ、障害のある方々や各分野の専門家と共に、テクノロジーの活用によって社会参加のチャンスを広げるプロジェクトを推進している。

相見 猛(ソニー 新規ビジネス・技術開発本部 通信技術開発部門 モーション事業推進室室長)

 

ソニー株式会社 新規ビジネス・技術開発本部 モーション事業推進室 室長ソニー入社後、R&D部門にてソフトウェア開発に従事。スマートフォン黎明期にはAndroid関連商品の立ち上げに携わり、シリコンバレーにてGoogleとの協業も経験。帰国後はXR系事業開発を担当。

畑中章宏(民俗学)

 

民俗学者。〈感情の民俗学〉の手法を用い、民間信仰・災害伝承から最先端の風俗流行まで幅広い研究対象に取り組む。『災害と妖怪』(亜紀書房)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(春秋社)、共著に『RE-END 死から問うテクノロジーと社会』(ビー・エヌ・エヌ )などがある。

ミヤザキユウ(ボードゲームデザイナー)

 

2018年にボードゲーム制作会社の株式会社バンソウを共同創業、取締役就任。その後取締役を退任し、2022年3月より株式会社VITAに参画。WAZA gamesとして活動を開始。制作に携わった主なゲームは『トポロメモリー』『サラダマスター』『ペルソナVS』など。
Twitter:@zakimiyayu

関連URL

peatixで申し込む

トップへ