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【11月配信予定】現代版 城崎にて

太田信吾

ABOUT

太田信吾監督の最新作が劇場上映前にTHEATRE for ALLで期間限定配信!
「生きていることと死んでしまっていることと、それは両極ではなかった。それほどに差はないような気がした」
自身も2013年に身近な友人を自殺で失って以来、生と死という概念の更新やメンタルヘルスの改善、社会の周縁に生きる命への眼差しをテーマに映像製作を続けていた太田の脳裏に蘇ったのが志賀直哉の短編小説『城の崎にて』の一節であった。

ヨーロッパでコロナ陽性者が爆発的に増える中、フランスで活動する俳優、縫(ぬい)は共演者だった男性をコロナ感染の影響で失う。つい先日まで彼と舞台の上でキスを交わしていたはずなのに、なぜ自分だけ生き残ってしまったのか…?繰り返し湧き上がる問いへの答えが見出せない彼女はある日を境に声が出なくなり、5年ぶりに日本への帰国を決意。城崎温泉へ養生にいくことに。偶然に亡くなった仲間と、偶然に生き延びた自分。自身の生を肯定することができないなか、昆虫エネルギー研究所所長、蛸川(たこがわ)と出会った縫は…。

近日公開

作品の基本情報

上映時間
30分
言語
日本語 フランス語
料金
〈レンタル〉 1,000円(税込) 視聴期間: 336時間 / 14日間
〈定額制・月会員〉 1,800円(税込) / 月
〈定額制・年会員〉 30,000円(税込) / 年 ※その他にも特典あり
配信期限
2022年11月7日〜2022年11月20日
ジャンル
映画
シリーズ
まるっとみんなで映画祭

本作品のアクセシビリティ

  • 音声ガイド
    対応
  • 手話
    非対応
  • バリアフリー字幕
    対応
  • 字幕
    対応
  • 多言語対応
    対応
  • 吹き替え
    非対応
  • 作家オリジナルのバリアフリー
    非対応

POINT!

主演の竹中が自らの経験をもとに書き上げた脚本を、太田が決定稿にまとめあげ、地元住民、学生、アーティストらと協同し夏の豊岡市で撮影。当事者が当事者を演じ直すという太田のこれまでの演出手法を踏襲。また、人間だけではなく、昆虫、植物、雨、空気の振動までも「出演者」として迎え入れ、城崎に潜むあらゆる生命の「ダンス」を見出し、人間主義的な映画から決別するため、動植物・現象・身体部位などの「動き」「質感」を捉えた。こうして、小説『城の崎にて』の構成を手がかりに、”現代版『城の崎にて』”ともいえる詩的なモンタージュ・独特の映画的文体に富んだ、異色の劇映画が誕生した。

「まるっとみんなで映画祭」出品作品

アーティスト プロフィール

太田信吾

 

1985年生まれ。映画監督・俳優として活動。長野県出身。大学では哲学・物語論を専攻。大きな歴史の物語から零れ落ちるオルタナティブな物語を記憶・記録する装置として映像制作に興味を持つ。処女作の映画『卒業』がイメージフォーラムフェスティバル2010優秀賞・観客賞を受賞。初の長編ドキュメンタリー映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』がYIDFF2013で公開後、世界12カ国で公開。その後も映画『解放区』『想像』などエッジの効いた映画作品を手掛ける他、TV『情熱大陸』『『フードトラッカー峯岸みなみ』など演出を手掛ける。俳優としても活動しており最近の出演作に舞台『未練の幽霊と怪物』、ドラマ『夢を与える』(WOWOW)、『東京怪奇酒』(テレビ東京)などがある。2022年、志賀直哉の短編小説に着想を得た『現代版 城崎にて』(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022優秀芸術賞受賞)が公開予定。また、出演作品『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』(テキスト・演出=岡田利規)が9月に彩の国さいたま芸術劇場にて上演決定。

アーティスト・制作者 からのメッセージ

不安定な天候や、昆虫を出演者に迎え入れたことによる不確実性の高まりによって撮影スケジュールがタイトになりましたが、人間至上主義ではできなかった撮影が功を奏し、昆虫たちを他の登場人物と対等に映し出すことに真っ向から挑戦できた作品になったと思います。人間だけではない、さまざまな「生死」に立ち会っていただければ幸いです。

クレジット

出演:竹中香子、奥野美和、唄、キャファールさとう、酒井一途 

               かのうさちあ、小川祐章、小川惺史、寺内卓己、青山治重

   石丸佳佑、石丸望、石丸栞、石丸朔太郎、権基、花房弘史

   恒松りほ、濱上吉徳、bozzo、森歩、潮野塵、さっちゃん

   Alexandre Michel、小川智彦、筒井裕子

企画:太田信吾、竹中香子

脚本:竹中香子、太田信吾

音楽:唄

録音:稲荷森健

整音・フォーリーアーティスト:市村隼人

カラリスト:星子駿光

昆虫監修:キャファールさとう

フランス語翻訳:竹中香子

フランス語翻訳監修:Bertrand Lauret

助監督:小林夢祈

撮影助手:鈴木宏侑、市田鈴音

ロケーションコーディネーター:小林夢祈、唄、酒井一途

エグゼクティブプロデューサー:香取英敏

ラインプロデューサー:酒井一途

プロデューサー:曽我満寿美

制作:那木萌美

制作協力:株式会社デューズ

製作委員会:株式会社エムマッティーナ、ハイドロブラスト

      幸屋、M.C.P、昆虫エネルギー研究所

宣伝美術:NORA DESIGN(内田美由紀)

WEBデザイン:古谷里美

宣伝写真:bozzo

コピーライティング:竹中歩

特別協力:Infrarouge/ Marie Brassard

バリアフリー協賛:THEATRE for ALL(株式会社precog)

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