2022/03/16
THEATRE for ALL × ヘラルボニー トーク&オンラインシアター「ほんとうの表現とはー? ー 障害のあるアーティストの創作から芸術表現の根底に迫る ー」開催決定!
ほんとうの表現とはー? ー 障害のあるアーティストの創作から芸術表現の根底に迫る ー
3/21の世界ダウン症の日、4/2の世界自閉症啓発デー、4/2〜8の発達障害啓発週間に合わせ、“異彩を、放て。”をミッションに掲げ、知的障害のあるアーティストの作品データを軸に様々なモノ・コト・バショへの社会実装を展開する福祉実験ユニット「ヘラルボニー」とオンライン劇場として活動するTHEATRE for ALLが[1部]トーク&[2部]オンラインシアター(登壇者&参加者で一緒に視聴する上映会)を実施します。
トークセッションでは福祉と文化をテーマに活動を展開するTHEATRE for ALLとヘラルボニーよりそれぞれを代表して金森 香、松田 崇弥が登壇し、福祉と文化に橋をかけ、進めている活動についてご紹介します。さらに公益社団法人日本フィランソロピー協会より理事長の髙橋 陽子さんをゲストにお招きし、2部で上映するドキュメンタリー作品『まひるのほし』のご紹介も交えながら、障害のある作家を取り巻く環境やこれからの展望についてディスカッションしていきます。
オンラインシアターでは1998年に製作された佐藤真監督の『まひるのほし』を上映。障害のある7名のアーティストの創作活動を取材した本作は公開から20数年を経た今でも、アートの本質を語りかけてきます。
また今回のオンラインシアターは、上映中、リアルタイムでオンラインで繋がり、登壇者もともに視聴して、チャットでのコミュニケーションも導入します。ぜひご参加ください。
※本企画はTHEATRE for ALLと(株)ヘラルボニーのコラボレーション企画として実施します。
※チケットをご購入いただいた方はTHEATRE for ALLにて3/31〜4/7まで「まひるのほし」をご覧いただけます。
THEATRE for ALL まひるのほしページ
https://theatreforall.net/movie/mahiru-no-hoshi/
ヘラルボニー『BUDDY WEEK』特設サイト
上映作品『まひるのほし』
真昼の天空にも、燦然と輝く星があるという。
見えなかった真昼の星たちが、それぞれの座標で、いまゆっくりとまたたきはじめた。
映画に登場するのは7人のアーティストたち。
彼らは、知的障害者と呼ばれる人たちでもある。
7人の創作活動とそれを支えている暮らしの断片を見つめていると、アートの貌(かたち)がほの見えてくる。
7人のアーティストの世界を旅しながら、映画はゆっくりと自由になってゆく・・・。
「阿賀に生きる」などでドキュメンタリー作家として国際的にも高い評価を受ける佐藤真の監督作品。画家の田島征三が撮影監督を務め、「障害者アート」をこえた「アート」の全体像に迫る。
https://www.cine.co.jp/works1/artists/top1.html
概要
▷イベント名
ほんとうの表現とはー?
ー 障害のあるアーティストの創作から芸術表現の根底に迫る ー
▷日時
3/31(木)トーク:19:00〜(無料・Youtubeでの配信あり) / オンラインシアター:20:00〜(有料・要予約)
▷会場
オンライン
[1部] トーク:THEATRE for ALL 公式Youtube アカウント
※オンラインシアターにご参加の方はzoomでも視聴可
[2部] オンラインシアター:zoom
※チケットをご購入いただいた方にURLをお知らせします
※チケットをご購入いただいた方はTHEATRE for ALLにて3/31〜4/7まで「まひるのほし」をご覧いただけます。
▷内容
・トーク
THEATRE for ALL 公式Youtube アカウント にて配信
< 予約 > 不要
< 料金 > 無料
< 情報補償 >文字支援
【登壇者】
松田 崇弥(株式会社ヘラルボニー 代表取締役)
金森 香(THEATRE for ALL 統括ディレクター)
ーーー
ゲスト
髙橋 陽子(公益社団法人日本フィランソロピー協会 理事長)
・オンラインシアター
上映作品:まひるのほし(監督:佐藤真)
上映時間:93分
言語:日本語上映
バリアフリー:音声ガイド、バリアフリー字幕
< 予約 > 要予約 THEATRE for ALL Peatix
< 料金 > 1000円
登壇者
松田 崇弥(株式会社ヘラルボニー 代表取締役)
株式会社ヘラルボニー 代表取締役社長。小山薫堂が率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズ、プランナーを経て独立。4歳上の兄・翔太が小学校時代に記していた謎の言葉「ヘラルボニー」を社名に、双子の松田文登と共にヘラルボニーを設立。異彩を、放て。をミッションに掲げる福祉実験ユニットを通じて、福祉領域のアップデートに挑む。ヘラルボニーのクリエイティブを統括。東京都在住。双子の弟。日本を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。
金森 香(THEATRE for ALL 統括ディレクター)
(株)precog 執行役員/広報・ブランディングディレクター
出版社リトルモアを経て、2001年ファッションブランド「シアタープロダクツ」を設立し、2017年まで取締役。2010年NPO法人DRIFTERS INTERNATIONALを設立し、芸術祭の企画運営・ファッションショー・出版企画などをプロデュースする。2019年日本財団主催「True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 – 」のディレクターを担当。2020年にprecogに参画し、アクセシビリティや広報・PR、ブランディング事業等を担当。バリアフリーのオンライン劇場「THEATRE for ALL」統括ディレクター。
髙橋 陽子(公益社団法人日本フィランソロピー協会 理事長)
1973年 津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。
1980年 千代田女学園高等学校英語科非常勤講師
1983年 上智大学カウンセリング研究所専門カウンセラー養成課程入学
1985年 同課程修了 同研究所専門カウンセラーの認定を受ける。
1985年~1991年
関東学院中学・高等学校心理カウンセラーとして生徒・教師・父母のカウンセリングに従事。
1991年 社団法人(現公益社団法人)日本フィランソロピー協会に入職。
事務局長・常務理事を経て2001年6月より理事長。
主に、企業の社会貢献を中心としたサステナビリティ事業推進を行っている。NPOや行政との協働企画開発や、各セクター間のコーディネーションに従事。
「異彩を、 放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の主に知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフスタイルブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。社名「ヘラルボニー」は、知的障害がある両代表の兄・松⽥翔太が7歳の頃に⾃由帳に記した謎の⾔葉。そのため「ヘラルボニー」には「⼀⾒意味がないと思われるものをの世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。
国内外でのイベント企画・運営を行う制作会社 株式会社precogが、日本で初めて演劇・ダンス・映画・メディア芸術を対象に、日本語字幕、音声ガイド、手話通訳、多言語対応などを施したオンライン型劇場“THEATRE for ALL”(シアターフォーオール)を2021年2月にオープンしました。
新型コロナウイルスで外出困難となった方、障害や疾患がある方、子ども、母語が日本語以外の方、また、芸術に対して「わからなさ」がバリアとなり馴染んでこられなかった方などに対して、開かれた劇場 を目指しています。
〈主催〉
THEATRE for ALL(株式会社precog)
〈共催〉
株式会社ヘラルボニー
お問い合わせ
株式会社precog THEATRE for ALL
メール:tfa@precog-jp.net
電話:03-6825-1223 (受付時間 平日10:00〜17:00)