2024/01/12

TfA編集部より、今週のおすすめコンテンツ

あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。年末年始はみなさんいかがお過ごしでしたか?2024年初めてのおすすめコンテンツのご紹介です。

おすすめ記事

100の回路

アートと福祉の専門家にアクセシビリティについて尋ねるインタビューシリーズ「100の回路」より、リアルな芸術鑑賞の場が復活しつつある今この時にこそお届けしたい「アート」と「映画」それぞれの場づくりを担われる2名のインタビュー。

 

Palabra山上庄子さんにきく、製作者と多様な鑑賞者をつなぐ映画のバリアフリー化の面白さ

映画のバリアフリーは面白い!ガイドを利用する人の「当事者性」と製作者の「作品性」どちらにも寄り添い、新しい可能性をひらくPalabraの挑戦。

 

生きていることを証明する。一代限りの儚き表現、アウトサイダー・アートの力(櫛野 展正)

「不要とされていたものがアートとして再定義されていく」「文化的伝播の影響を受けてない独学自習の作品」アウトサイダー・アートが内包する、周囲を変えていく可能性、熱。

おすすめ動画

チェルフィッチュ×金氏徹平「消しゴム」シリーズ

1月21日(日)、渋谷WWWにて開催される音楽イベント「ユーバランス」でチェルフィッチュ×金氏徹平「消しゴム」シリーズ新作として『消しゴム草』が上演されます。
それに合わせて、今回THEATRE for ALLでは、同シリーズの舞台作品『消しゴム山』の配信動画と360度動画『消しゴム森』をご紹介します!ぜひチェックしてみてください!

 

「消しゴム山」「消しゴム森」について

ヒトとモノがかぎりなくフラットな関係性で存在する世界を演劇によって生み出すことはできるのか? 本作をめぐる岡田利規と金氏徹平のテーマ設定は、演劇はもとよりアートや小説から音楽や映画にいたるまで、あらゆる芸術を基礎づけてきた「いかにして人間を描くか」という考え方への根源的な問い直しでもある。ヒト、モノ、時間、空間、言語など、劇空間を構成するあらゆる要素を再構成する劇場版の「消しゴム山」と、ライブパフォーマンスと「映像演劇」が一体化した美術館版の「消しゴム森」(チェルフィッチュ×金氏徹平)

 

動画ページはこちら
『消しゴム山』配信版・『消しゴム山は見ている』(日本語字幕/英語字幕)
360°映像「消しゴム森」(日本語字幕版/英語字幕版)

 

こちらも合わせてどうぞ
▶︎作品を味わうための解説動画2つのQ
▶︎消しゴム山の舞台裏をご紹介するnote記事一覧

お出かけ情報

お出かけ情報では、おすすめのイベント情報をお届けします。

”表現”の可能性を追求する話題作3本を全国5都市にて上映!
監督トークや音遊びの会ライブもお見逃しなく!

「音の行方」「こころの通訳者たち」「へんしん!」は、既存の価値観にとらわれない表現の可能性を探る注目の話題作。全会場で、監督やプロデューサーによるアフタートークを実施します。また、福岡・京都会場では注目の即興音楽集団「音遊びの会」によるライブパフォーマンスも!?ぜひお気軽にご来場ください!

◉注目の3作品 日本語字幕付きでの上映!

『音の行方』(107分)
知的障害がある人と即興音楽の出会いが生み出す新たな世界。観客と演者、表現と遊びを縦横無尽に横断するアーティストたちの17年におよぶ軌跡を描く。

『こころの通訳者たち What a Wonderful World』(94分)
演劇や映画を視聴覚障害者に届けることに奮闘する通訳者たちを追った日本唯一のユニバーサルシアター「シネマ・チュプキ・タバタ」製作のドキュメンタリー 。

『へんしんっ!』(94分)
電動車椅子を使って生活する石田智哉監督が障害者の表現活動の可能性を探るドキュメンタリー。

スケジュール

1月20日(土)
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 スタジオA
トーク:平塚千穂子(プロデューサー/CINEMA Chupki TABATA 代表)

1月27日 (土)
会場: 福岡市美術館 ミュージアム ホール
トーク&ミニライブ:野田亮(監督)、音遊びの会

2月3日(土)
会場:いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場
トーク:平塚千穂子(プロデューサー/CINEMA Chupki TABATA 代表)、石井健介(ブラインドコミュニケーター)

2月10日(土)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
トーク:石田智哉(映画監督)

2月17日(土)
会場: ロームシアター 京都 ノースホール
トーク&ライブ:野田亮(監督)、音遊びの会

編集部注目トピック!

1月20日・参加費無料・オンラインあり
ART SUPPORTER@KAGOSHIMA 表現活動のあれこれ@鹿児島

鹿児島県内で障害のある人たちの表現活動を行なっている3団体の活動と厚生労働省が実施している障害者芸術文化活動普及支援事業、鹿児島県障害者芸術文化活動支援センターの活動についての事例を紹介。このような活動を地域にどのように結びつけていくのかについて共に考え話し合う場をつくるイベントです。

▶︎詳細はこちら

東京藝術大学で1年間学ぶ
「DOOR Diversity on the Arts Project」受講生募集

東京藝術大学で1年間学べる「ケア×アート」!全国からオンラインでも受講が可能!
東京藝大「Diversity on the Arts project」(通称DOOR)から履修証明書が授与されます。

 ▶︎詳細はこちら

アートと福祉のイベント情報をお寄せください

THEATRE for ALL編集部では、アートと福祉の活動や、障害のある方も参加しやすいユニバーサルなお出かけ情報等をSNSやWEBページを通して、広めていく活動をお手伝いしていきたいと考えています。掲載可否や方法等はご依頼頂いて以降のご相談にはなりますが、情報掲載をご検討の方はぜひ一度、お問い合わせください。

 

お問い合わせ先
https://theatreforall.net/contact/

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