2021/12/10

12/24(金)12:30〜【ALLなカタリバ:映画『太陽の塔』】アーティストトーク「表現とバリアフリー」

THEATRE for ALLでは、配信する作品のアーティストやディレクター・プロデューサーなどをゲストに迎え、定期的にトークシリーズを開催しています。

 

今回は、現在配信中の「太陽の塔」の関根光才監督、そして「太陽の塔」のバリアフリー版を手がけたPalabra株式会社代表の山上庄子さんをお迎えし、THEATRE for ALL統括ディレクター金森香と共に作品についてお伺いいたします。

VOL.2 アーティストトーク「表現とバリアフリー」【ALLなカタリバ:映画『太陽の塔』】

日時:12月24日(金) 12:30〜13:30  

ゲスト:関根光才氏(映像作家・映画監督) / 山上庄子氏(Palabra株式会社代表)
ファシリテーター:金森香(THEATRE for ALL統括ディレクター)

 

 

関根光才監督『太陽の塔』

《大阪万博開催から約半世紀が経った今もなお、大阪のシンボルであり、人々を魅了し続ける岡本太郎の太陽の塔。その太陽の塔についての、“最初で最後のドキュメンタリー映画。太陽の塔とは、いったい何か? 》

 

 

配信方法:Facebookページにてライブ配信

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※ページに「いいね!」を押していただくと、配信が始まると通知が届きます。見逃し防止にぜひご活用ください!

 

料金:無料、予約不要

アクセシビリティ:文字支援(予定)

 

トークの中でQ&Aタイムももうけますので、ご不明点や、コミュニティイベントでこんなことをやってほしい!など、この機会にぜひご要望等お寄せください。

ゲスト

関根光才(映像作家・映画監督)

映像作家・映画監督。クロスカルチュラルなストリーテリングと思索的なビジュアルスタイルで、長編映画や短編映画、CM、ミュージックビデオ、アートインスタレーション作品など多岐に渡るジャンルの映像作品を監督・制作している。
造形アーティストの両親のもと、東京で生まれる。上智大学哲学科在籍時、アメリカでの短い留学中に写真に興味を持ち、映像制作を志す。卒業後、2000年から広告映像制作会社にプロダクションアシスタントとして勤務。
2005年に初監督の短編映画『RIGHT PLACE』を発表し、ニューヨーク短編映画祭の最優秀外国映画賞などを受賞。翌年、英レインダンス映画祭のために監督したトレイラー作品と共に、カンヌ広告祭のヤング・ディレクターズ・アワードにてグランプリを含め3部門で最高賞を受賞し、英誌SHOTSの発表する新人監督ランキング世界1位となる。
2008年に独立後、国内外で多くの短編映画、CM、ミュージックビデオを監督し国際的な認知度を高めると、世界数都市に拠点を持つ映像制作会社Stinkに参加。2014年に手掛けたHONDA『Ayrton Senna 1989』はカンヌ広告祭チタニウム部門グランプリなど、同年度世界で最も多くの賞を受賞した広告映像作品となった。
2018年、初めて長編劇場映画の監督・脚本を担った『生きてるだけで、愛。』(原作:本谷有希子)が公開。過眠症の女性が経験する葛藤を描いた本作では、新人映画監督に贈られる新藤兼人賞・銀賞、フランス、キノタヨ映画祭・審査員賞などを受賞。同年、大阪万博から始まり現代社会の構造問題を問う長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔』も公開された。
現在は長編映画を含めた様々な映像の演出を手がけながら、社会的アート制作集団「NOddIN(ノディン)」でも創作を続けており、原発問題や反戦、難民問題などをテーマにした作品を公開している。映像制作会社NION(ナイオン)共同設立者。
https://www.kosai.info/ 

 

 

 

山上庄子(Palabra株式会社 代表)

1983年神奈川県生まれ。両親が映画の仕事をしていたことから、生まれ育った環境には常に映画が身近なものとしてあった。中学生の頃から農業や環境問題に興味をもち、ご縁のあった山形県高畠に通い続けた末、東京農業大学国際農業開発学科へ入学。在学中は下高井戸シネマで映画館スタッフとして働く。向後元彦さんの「緑の冒険」を読み、マングローブという植物やその生態系、さらにはそこに暮らす人々の暮らしや文化に興味をもち、大学卒業後は沖縄へ移り住みNPO法人国際マングローブ生態系協会で研究員として7年間働く。マングローブや環境問題に関する外国人向け研修のコーディネーター、またモルディブやキリバスなどでマングローブ植林事業に携わる。

2011年東京へ戻り、Palabra(パラブラ)株式会社の立ち上げに携わる。動画教室事業や字幕制作部門を担当した後、2017年より代表取締役に就任。 Palabra株式会社は、映像コンテンツをはじめ文化芸術分野のバリアフリー版制作、バリアフリーコンサルティングをメイン事業とし、様々な作品やイベントに携わっている。また、アプリ「UDCast」の開発運営や映画配給事業などにも取り組んでいる。「令和2年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」内閣府特命担当大臣表彰「優良賞」、「第7回糸賀一雄記念未来賞」受賞。

https://palabra-i.co.jp/

アーティストトーク とは

作品の作り手たちは「バリアフリー」をどのように捉え、考え、実践したのか。作品をどのように届けていくのか、全ての人により豊かな鑑賞体験をもたらすためのヒントを探ります。

作品の制作秘話や作品の見どころなどのお話を交えながら、ランチタイムのおともとして、定期的にお届けします。

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