投稿日:2021/03/18
横浜のダンスハウスDance Base Yokohama(DaBY/デイビー)は、2020年6月の設立以来、ダンスにアクセスすることの難しかった人々とダンスを繋ぐさまざまな活動を行ってきた。今回、THEATRE for ALLの始動とあわせ、研究会「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ」を開始。第1回のテーマを【視覚障害者と味わうダンス観賞篇】とし、視覚障害者がコンテンポラリーダンスを観賞する方法について模索する3日間の研究会を開催した。
コンテンポラリーダンスを今よりも多くの人に楽しんでもらうためには、どうしたらいいのか?映画には字幕や音声ガイドがあるが、その役割にあたるものはコンテンポラリーダンスにはない。とくに今回は、視覚障害者にダンスを観賞してもらう方法を模索した。
#コンテンポラリーダンス #みなとみらい #アクセシビリティ #DaBY #研究会
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ドキュメンタリー映像はこちら
https://theatreforall.net/movie/dancebaseyokohama/
レポート前編はこちら
https://theatreforall.net/feature/feature-daby-1/
レポート後編はこちら
https://theatreforall.net/feature/feature-daby-2-3/
今回、ドキュメンタリー映像と前・後編の特集ページで語られた、それぞれのディスクライブ付きの映像と、それらがつけられる前の純粋なダンス作品の映像、全5本を新たに公開する運びとなった。
・ディスクライブなしのダンス映像
・ 伊藤亜紗さんによるディスクライブ「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ〜視覚障害者と味わうダンス観賞篇〜」
・大崎清夏さんによるディスクライブ「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ〜視覚障害者と味わうダンス観賞篇〜」
・乗越たかおさんによるディスクライブ「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ〜視覚障害者と味わうダンス観賞篇〜」
・和田夏実さんによるディスクライブ「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ〜視覚障害者と味わうダンス観賞篇〜」
視覚障害者が、目の前で何が行われているのかがわからないのと同じように、晴眼者であっても「なぜこのような動きをしているか?」の答えはわからない。そのわからなさの中に身を置き、何度でも楽しんでもらいたい。