【今回のお題:「I/O」】ミるミる見るツアー 〜映像を聴いて、語るワークショップ〜
ABOUT
目の見える人、見えない人が映像を見て、聴いて、語る。新たな気づきと出会う対話型ワークショップ!
「ミるミる見るツアー 〜映像を聴いて、語るワークショップ〜」は目の見える人、見えない人が一緒に映像を見て、聴いて、語る。さまざまな見方で、映像と言葉の新しい楽しみ方やとらえ方を発見していく、対話型ワークショップです。
今回はTHEATRE for ALLで配信中の『毛利悠子「I/O」』(全編約11分、無料)を題材に対話を使って<楽しみ方>を発見していきます。
流れるロール紙が取り込んだ空間の情報が、電気信号に変わって、置かれたオブジェを動かすインスタレーション作品『I/O』。普段は美術館やギャラリーで見ることができるこの作品を、映像作家や詩人と一緒に映像化して配信をしています。
もともと映像ではない作品を映像にすること、もともと言葉のない作品を言葉で表現すること。
ふたつの挑戦があったこの作品には、どんな映像と言葉の可能性が秘められているのでしょうか。
あなたの気づいていない<楽しみ方>をみんなで作ってみませんか?
ご参加お待ちしております!
開催日時
2021年6月〜8月
対象
高校生以上 ※手話通訳あり
定員
8名程度
参加費
500円
ファシリテーター
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
題材
お申し込み
以下のPeatixページよりお申し込みください。
注意事項/備考
※予め作品を鑑賞の上ご参加いただくようお願い申し上げます。
対象作品:『I/O』(無料)https://theatreforall.net/movie/io/
※パソコンの使用を推奨いたしますが、スマートフォンやタブレットからでも参加可能です。
※ZOOMは、インターネット接続環境があれば、パソコン等から簡単に参加いただける、テレビ電話システムです。
※接続に係る通信料は参加者各自の負担とします。
作品紹介
流れるロール紙で構成される本作は、空間の情報を電気信号に変換しオブジェを動かす。人工と自然が織り成す、独自の生態系とも喩えられる毛利の代表作であるインスタレーションを、詩人、大崎清夏と映像作家、玄宇民とともに映像化。大崎が作品からインスピレーションを受け創作した詩「《I/O》のための断章」をナレーターが読み上げていく。
アート作品を知覚するとは?という問いへ挑む。
毛利悠子
1980年神奈川県生まれ。磁力や重力、光など、目に見えず触ることのできない力をセンシングするインスタレーションを制作。主な個展に2018年「Voluta」カムデン・アーツ・センター(ロンドン)、2018年「ただし抵抗はあるものとする」十和田市現代美術館ほか、数々の国際展およびグループ展に参加。2015年に日産アートアワードグランプリ、2017年に第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
2012活動スタート。スタッフ5名(視覚障害者3名、晴眼者2名)。月一回のペースで全国の美術館や学校で目の見える人、見えない人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営している。https://www.facebook.com/kanshows/
クレジット
企画運営:THEATRE for ALLラーニング
企画協力:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
作品協力:金島隆弘+藤原羽田合同会社
主催:株式会社precog