『PAPER?/かみ?』
「劇場をつくるラボ」ショートアニメ

蓮沼執太×水尻自子

ABOUT

本作を見ながら、一緒に音を出してセッション(合奏)しよう!楽器がなくても大丈夫。普段の生活で使う「紙」の可能性がきっと広がるはず。

音楽家・蓮沼執太と映像作家・水尻自子が知的障害のある利用者とのワークショップ体験をもとに、一方的に鑑賞するだけではない映像作品の可能性に挑戦しました。福祉施設での日常に目を向けながら、当事者も介助者も、子どもも大人も、誰もが共に過ごす時間が生まれることを目指した本作は、2021年からTHEATRE for ALL LABの取り組みとして行っている、福祉施設に芸術鑑賞と創作を届ける「劇場をつくるラボ」のオリジナルアニメーション作品です。作品にはたくさんの紙が登場します。

公開中

作品を視聴する

作品の基本情報

上映時間
10分
料金
無料
ジャンル
子ども・親子向け アート アニメーション
シリーズ
まるっとみんなで映画祭 子ども向け

本作品のアクセシビリティ

  • 音声ガイド
    非対応
  • 手話
    非対応
  • バリアフリー字幕
    非対応
  • 字幕
    非対応
  • 多言語対応
    非対応
  • 吹き替え
    非対応
  • 作家オリジナルのバリアフリー
    対応
  • ノンバーバル
    対応

言葉がわからなくても楽しめるノンバーバルな作品です。リンクをクリックしてご覧ください。
*YouTubeでのご視聴となります。

  • ノンバーバル

POINT!

おうちにある紙を手に持って、ビリビリ破いたり、くしゃくしゃ丸めたり、その音や感触を楽しみながら鑑賞してみるのもおすすめです!

アーティスト プロフィール

蓮沼執太(音楽家)

Photo: RIKU IKEYA

1983年東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、演劇、ダンスなど、多数の音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、ワークショップ、プロジェクトなどを制作する。2013年にアジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティ、2017年に文化庁・東アジア文化交流史に任命されるなど、国外での活動も多い。主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

 


水尻自子(映像作家)

1984年青森生まれ。 手描きアニメーションを中心に制作し、身体の一部をユニークな視点で捉えた独特のアニメーションを得意とする。 国内外の映画祭で短編作品が上映され、2022年「インター + プレイ」展第3期(十和田市現代美術館)の出展作品として「不安な体」を発表。

クレジット

音楽:蓮沼執太

映像:水尻自子

協力:梅原徹、社会福祉法人印旛福祉会 いんば学舎・陣屋

助成:公益財団法人森村豊明会

コーディネーター:米津いつか

プロジェクトマネジメント:和久井碧

プロデューサー:金森香

企画・制作:THEATRE for ALL(株式会社precog)

主催:一般社団法人DRIFTERS INTERNATIONAL