【2つのQ】「片袖の魚」
東海林毅×イシヅカユウ
ABOUT
「片袖の魚」では、日本で初めてトランスジェンダー当事者に限定した俳優のオーディションが行われました。海外では、「当事者が当事者の役を演じること」が問題提起されている中で、日本ではあまり問題提起されていないことに疑問を感じていた監督の東海林さん。当事者自身が演じることによって見えてくるものはなんでしょうか?もしかしたら自分自身も意識していなかった気持ちが浮かび上がってくるかもしれません。
#LGBTQ #当事者性 #マイクロアグレッション #映画
【2つのQとは?】
ある作品を感じたり解釈したりするためのウォーミングアップ動画です。
- Question:クエスチョン 作品を感じ考えること
- Quest:クエスト 考えたことを行動に移すこと
この「2つのQ」を持ってお楽しみください!
作品の基本情報
- 上映時間
- 15分
- 言語
- 日本語
- 料金
- 無料
- ジャンル
- 映画 ラーニング・解説
- シリーズ
- 2つのQ
本作品のアクセシビリティ
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音声ガイド
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手話
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バリアフリー字幕
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字幕
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多言語対応
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吹き替え
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作家オリジナルのバリアフリー
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ノンバーバル
*YouTubeでのご視聴となります
- 手話通訳+日本語字幕
作品紹介
『片袖の魚』
ずっと、わたし -
トランスジェンダーのささやかながらも確かな一歩を刻む34分。
わたしがわたしを生きる物語。片袖に生まれたこの赤い魚が、あなたへと燃え渡りますように。
トランスジェンダー女性の新谷ひかり(イシヅカユウ)は、ときに周囲の人々とのあいだに言いようのない壁を感じながらも、友人で同じくトランス女性の千秋(広畑りか)をはじめ上司である中山(原日出子)や同僚の辻(猪狩ともか)ら理解者に恵まれ、会社員として働きながら東京で一人暮らしをしている。
ある日、出張で故郷の街へと出向くことが決まる。ふとよぎる過去の記憶。ひかりは、高校時代に同級生だった久田敬(黒住尚生)に、いまの自分の姿を見てほしいと考え、勇気をふり絞って連絡をするのだが――
プロフィール
東海林毅
1974年 石川県 金沢市出身 武蔵野美術大学 映像学科在籍中よりVTRによる作品制作を中心に映像作家活動を開始する。1995年、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で審査員特別賞を受賞。 同学を自主退学と同時にフリーランスとなり2004年よりオリジナルビデオで商業作品の監督・演出を務める。商業作品を監督する一方でVFXアーティストとしても幅広く活動しNHKの科学史番組「フランケンシュタインの誘惑」では放送開始時から演出やVFXを務めている。近年、表現の幅を広げるために自主映画にも力を入れ「老ナルキソス」(2017)は第27回 レインボー・リール東京でグランプリを受賞したほか国内外の映画祭で10冠を達成。トランスジェンダー当事者の俳優を日本で初めて一般公募のオーディションでキャスティングした映画『片袖の魚』を脚本、監督、プロデュース。
イシヅカユウ
ファッションモデル。ファッションショー、スチール、ムービー等、さまざまな分野で個性的な顔立ちと身のこなしを武器に活動中。最近では俳優としてテレビドラマや映画にも出演するなど、活躍の場を広げている。
クレジット
ナレーター:青柳いづみ
手話翻訳:河野赳大(NPO法人しゅわえもん)
手話監修:廣川麻子、NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)
アートディレクター・デザイナー:いす たえこ
イラストレーター:渡辺 明日香
モーションロゴ:宮本拓馬
モーションロゴサウンド:蓮沼執太
企画・制作 株式会社precog/THEATRE for ALLラーニングチーム
統括プロデューサー:中村 茜(株式会社precog)
ラーニングプログラムマネジメント:栗田 結夏、林芽生(株式会社precog)、
動画ディレクション:いしいこうた(HOEDOWN)
動画制作:髙橋 真(HOEDOWN)