【2つのQ】ももちの世界#6「サバクウミ」
出演:ピンク地底人3号、那須映里
ABOUT
「サバクウミ」は聴者のお父さんとお母さん二人が難聴の息子さんと向き合う物語。
作品制作のきっかけは、難聴の息子を育てた方が書いた記録エッセイ本と出会い、今まで作ってきた作品が聴者のためだけの作品ということに気がついたからだとピンク地底人3号さんは言います。
聴者、ろう者、聴覚障害者、の様々な文化が混じり合う作品を作るために、あなたならどんな工夫をしますか?
#手話 #演劇 #ろう文化 #様々な文化が混じり合うために
【2つのQとは?】
ある作品を感じたり解釈したりするためのウォーミングアップ動画です。
- Question:クエスチョン 作品を感じ考えること
- Quest:クエスト 考えたことを行動に移すこと
この「2つのQ」を持ってお楽しみください!
作品の基本情報
- 上映時間
- 12分
- 料金
- 無料
- ジャンル
- 演劇 ラーニング・解説
- シリーズ
- 2つのQ
本作品のアクセシビリティ
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音声ガイド
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手話
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バリアフリー字幕
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字幕
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多言語対応
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吹き替え
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作家オリジナルのバリアフリー
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ノンバーバル
作品紹介
「サバクウミ」
これまでも「音」に関する作品を発表してきたピンク地底人3号による連作「ももちの世界」、第6弾となる『サバクウミ』は初のオンライン演劇にして日本語対応手話を使った意欲作。
手話という「見える声」に出会い、世界が変わった夫婦を軸にした声劇は、聞こえる人と聞こえにくい人、社会におさえこまれている人と社会の側に無意識に加担してしまう人、当事者であることの意味、フィクションとリアリティ、さらにはジェンダーといったいくつもの当事者性を圧倒的な濃度のうちに描き出す。
プロフィール
ピンク地底人3号(ぴんくちていじんさんごう)
作家/演出家。ピンク地底人3兄妹の長男。
2006年に劇団【ピンク地底人】を1号、2号と共に結成。並行して2015年に【ももちの世界】を結成。生者と死者の境界を曖昧にしながら、人間や社会の暗部を容赦なく描く作風が特徴。近年は手話言語を使った作品『サバクウミ』(2020年)、『華指1832』(2021年)を立て続けに発表する。『わたしのヒーロー』(2018年)で第6回せんだい短編戯曲賞大賞を、『鎖骨に天使が眠っている』(2019年)で第24回劇作家協会新人戯曲賞を、『カンザキ』(2020年)でOMS戯曲賞佳作を受賞。
那須映里(なす えり)
1995年生まれ、家族全員がろう者のデフファミリーとして育つ。日本大学法学部を卒業後、社会問題を解決するボーダレス・ジャパンに入社。退職後はデンマークにあるFrontrunnersに留学し、ろう者のリーダーシップ、組織学について学ぶ。2020年に帰国。現在はNHK「みんなの手話」出演、その他テレビ出演、国際手話通訳、手話表現者、手話エンターテイナーとして、デフアートに関わる様々な舞台、映像に出演するなど活動している。
クレジット
ナレーター:青柳いづみ、古里若菜
手話翻訳:八百谷梨江(NPO法人しゅわえもん)
手話監修:佐沢静枝、NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)
アートディレクター・デザイナー:いす たえこ
イラストレーター:渡辺 明日香
モーションロゴ:宮本拓馬
モーションロゴサウンド:蓮沼執太
企画・制作 株式会社precog/THEATRE for ALLラーニングチーム
統括プロデューサー:中村 茜(株式会社precog)
ラーニングプログラムマネジメント:栗田 結夏(株式会社precog)、星 茉里
動画ディレクション:いしいこうた(HOEDOWN)
動画制作:髙橋 真、古里若菜(HOEDOWN)