【トーク】舞台芸術やダンスのバリアフリーを実現するために必要なこと

伊藤達哉、唐津絵理、中村茜

ABOUT

伊藤達哉(EPAD)、唐津絵理(Dance Base Yokohama(DaBY))中村茜(precog)が、舞台芸術業界におけるアクセシビリティの課題をあぶり出しながら、登壇者それぞれの視点から情報交換し、多様性社会における鑑賞体験を切り開く道を模索します。劇場やアーティスト、制作者を巻き込み、リアル・オンラインでアクセシブルな芸術鑑賞の場をつくり出すために、業界が今後目指していくべき姿、いま取り組むべきことを議論・発信します。

この度、EPADのアーカイブ事業とバリアフリーなオンライン劇場「THEATRE for ALL」の配信サービス事業それぞれのノウハウを生かし、舞台芸術界の価値ある財産を守り検証しながら、これまで舞台芸術の魅力を届けられなかった方々にアプローチしていく取り組みが始まりました。「THEATRE for ALL」では、EPADが著作権処理した作品のうち5作を音声ガイドやバリアフリー字幕、手話などの情報保障をつけ配信をしていますが、舞台芸術業界全体を見るとまだまだアクセシビリティの普及は十分ではなく、さまざまな課題があります。経済的な課題、障害当事者のニーズ感の多様性の理解不足、作品に肉薄した表現としてアーティストがどのように関わることができるか、その知見をどのように共有できるか、など、このトークイベントでは登壇者それぞれの視点から情報交換し、今後のあり方を模索します。ぜひご参加ください。

イベントについて

開催概要

日時:1月27日(金) 14:00-15:00
会場:オンライン(YouTube にて配信)
参加費:無料(事前申し込み)
アクセシビリティ:手話通訳・字幕(自動翻訳)

登壇者:
伊藤達哉(EPAD実行委員会 / 緊急事態舞台芸術ネットワーク / ゴーチ・ブラザーズ)
唐津絵理(愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデューサー/Dance Base Yokohama(DaBY)アーティスティックディレクター)
中村茜(パフォーミングアーツ・プロデューサー/株式会社precog代表取締役)


お申し込み方法

お申し込みはこちら▶︎チケット販売「Peatix」のサイトへ移動します。

※イベントへの参加は無料です。
※お申し込みいただいた方へイベントの視聴リンクを前日にお送りします。

 

<Peatixのご利用が難しい方>
※以下の項目を記載の上、メールでお申し込みください
宛先:tfa@precog-jp.net
メールの件名:「1/27(金)オンライントークイベント参加申し込み」
①お名前、②電話番号、③年齢、④参加動機、⑤(任意記入)気になること、配慮してほしいこと

※イベントの詳細をtfa@precog-jp.netからお送りします。メールが正しく受信できるようドメイン「precog-jp.net」をメーラーに受信設定ください


お願いや注意事項

※推奨デバイス:パソコン、スマートフォン、タブレット
※画像や音声のクオリティは参加者ご自身のネット環境に依存します
※接続に係る通信料は参加者ご自身の負担となります

アーティストプロフィール

伊藤達哉

 

緊急事態舞台芸術ネットワーク/ゴーチ・ブラザーズ有限会社ゴーチ・ブラザーズ代表取締役。早稲田大学在学中に阿佐ヶ谷スパイダースの制作として演劇活動を開始。2004年に有限会社ゴーチ・ブラザーズを設立し代表を務める。松居大悟、中屋敷法仁といったクリエイターとのプロデュース公演などのほか、ジョナサン・マンビィ、ショーン・ホームズら英国の演出家と定期的にワークショップや作品づくりに携わる。一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワーク事務局長、NPO法人舞台芸術制作者オープンネットワーク理事 、桜美林大学非常勤講師。

唐津絵理

 

愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデューサー/Dance Base Yokohama(DaBY)アーティスティックディレクター。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修了。2010年~16年あいちトリエンナーレのキュレーター。 パフォーミングアーツの幅広い分野で、実験的作品から国際共同製作まで多数のプロジェクトを企画プロデュース。 2020年開館のダンスハウスDaBYでは舞台芸術環境の整備のための様々な実験と提言を行う。2021年度グットデザイン賞受賞。

中村茜

 

THEATRE for ALL統括プロデューサー/株式会社precog代表取締役。日本大学芸術学部在籍中より舞台芸術に関わり、2004年〜2008年STスポット横浜プログラムディレクターを経て、2006年株式会社precogの立ち上げに参画、08年より同社代表取締役。16~18年アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティとしてバンコクとニューヨークに滞在。現代演劇、コンテンポラリーダンスのアーティストやカンパニーの国内外の活動をプロデュースするとともに、サイトスペシフィックなフェスティバルや領域横断的な人材育成事業、動画作品をバリアフリーと多言語で配信するプラットフォーム事業などを手掛ける。令和3年度(第72回)文化庁芸術選奨・文部科学大臣賞新人賞【芸術振興部門】受賞。

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