【2つのQ】ながめくらしつ×Scale Laboratory「…の手触り〜こころの手触り〜」
目黒陽介、長井望美
ABOUT
いま生きている社会への問いがあるのが現代サーカスだというジャグラーで演出家の目黒さん。一方、人形遣いの長井さんは人形を生きているように動かすためには人形だけでなくまわりのものへの感覚から生まれる何かが大事だと言います。見ている人との関係のなかで表現を生み出してきたふたり。人はひとつの出来事を見ていても同じものを見ているとは限りませんが、カメラで撮影する映像作品では、視点をどのようにデザインするかもひとつのポイントになるようです。
#現代サーカス #ジャグリング、#サーカス、#人形、#ダンス、#映像作品の視点
【2つのQとは?】
ある作品を感じたり解釈したりするためのウォーミングアップ動画です。
- Question:クエスチョン 作品を感じ考えること
- Quest:クエスト 考えたことを行動に移すこと
この「2つのQ」を持ってお楽しみください!
作品の基本情報
- 上映時間
- 13分
- 言語
- 日本語
- 料金
- 無料
- ジャンル
- ダンス ラーニング・解説 演劇
- シリーズ
- 2つのQ
本作品のアクセシビリティ
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音声ガイド
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手話
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バリアフリー字幕
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字幕
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多言語対応
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吹き替え
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作家オリジナルのバリアフリー
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ノンバーバル
作品紹介
…の手触り〜こころの手触り〜
ジャグラー目黒陽介が主宰する「ながめくらしつ」はジャグリングと音楽を軸とした詩的な独自の世界を作り上げる現代のサーカスカンパニー。2008年の結成以来、異分野のアーティストとのコラボレーションにも積極的にとりくんできた彼らと、静岡県東部地域を拠点に、役目を終えた施設や、使われていない場所などに一時的に活動の場としての舞台を作り上げ、さまざまな芸術にかかわる企画をたちあげる「Scale Laboratory」によるコラボレーションとなる本作は、ダンサーと人形遣いと人形と音楽による「変化と選択」をテーマにした物語。目に視えず、ふれることのできない「こころ」はどのような手触りなのかを問う一作。
プロフィール
目黒陽介(ジャグラー、演出家)
1985年生まれ。 14歳でジャグリングを始め、17歳より大道芸やフェスティバル、劇場での舞台作品に出演し始める。2008年より自身が中心となり現代サーカス集団「ながめくらしつ」を結成、ほぼ全公演の演出・構成を務める。国内では稀有な現代サーカスの演出家として様々なジャンルのパフォーマーたちとの集団創作やジャグリングと音楽を軸にした表現を模索中。
長井望美(人形遣い、人形美術、演出家)
人形劇団ねむり鳥主宰。金沢市立美工大卒。こども部屋の人形遊びから出発し「人間の生命を映す友人、人形」と旅を続ける。伝統・現代人形劇団、舞台美術工房で修行。黒谷都氏、渡辺数憲氏に等身大胴串人形遣い・制作を学ぶ。形態、操作法ともに独創的な布人形と、日本の伝統を引継ぐ胴串人形の双方で作品を創作する。他分野との共同創作や海外フェスティバルでの上演活動など展開。今日の芸術表現としての人形劇を追求する。 https://nemuridorinagai.wixsite.com/nemuridori
Scale Laboratory
静岡県東部を拠点に「ひとりでも多くの人が、生活と地続きに無理なく芸術を楽しめるローカル」を目指し、役目を終えた施設や、使われていない場所などに一時的に活動の場(=舞台)を作り上げ、様々な芸術に関わる企画を行っている団体。今回、ながめくらしつ と「…の手触り」シリーズを共同制作する。