2023/12/01

TfA編集部より、今週のおすすめコンテンツ

今年も早いもので、あと1ヶ月。一年の振り返りの時期となりました。師走でバタバタですが、どうぞみなさん、お疲れのたまらぬよう。週末は、THEATRE for ALLのおすすめコンテンツでひと息ついてくださいね。さて、今週もおすすめコンテンツをお届けいたします。

 

ユニバーサル映画祭のクラウドファンディングも、引き続き実施しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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記事編

■100の回路

アートと福祉の専門家にアクセシビリティについて尋ねるインタビューシリーズ「100の回路」より、リアルな芸術鑑賞の場が復活しつつある今この時にこそお届けしたい「アートと生活介護」、「アートと教育」それぞれの場づくりを担われる2名のインタビュー。

 

生活介護事業所「ぬかつくるとこ」に聞く、こだわりをおもしろがる方法

岡山県の生活介護事業所「ぬかつくるとこ」は、「アートを活用した自分らしい生活をおくることのできる福祉事業所」としてユニークな活動を展開しています。ぬかびとさんとまぜびとさん?今あるものを肯定して何かを生み出す秘訣とは?

 

多様な人が集まる空間での「ファシリテーション」のゴールとは?(臼井隆志さん)

「アート」と「教育」。ワークショップデザインの手法をもとに、乳幼児から大人までを対象とした創造性教育の場に携わっている臼井隆志さんに『多様な人が集まる空間をファシリテーションする』ための回路を取材しました。

動画編

2023年11月、信州軽井沢で開催された「まるっとみんなで映画祭」。開催場所の信州に因んで、信州ゆかりの監督作品をお届けします!

信州監督特集

【ドキュメンタリー】目の見えない白鳥さん、アートを見にいく(バリアフリー字幕/音声ガイド)

恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥建二さん。「自分もアートを見ることはできるのかも」と思いユニークな美術鑑賞の旅が始まった。そんな「全盲の美術鑑賞者」の日々、そこから生まれた豊かな会話や出会いを追った、発見に満ちたドキュメンタリー。(三好大輔、川内有緒)

 

【ドキュメンタリー】わたしたちに許された特別な時間の終わり(英語字幕/韓国語字幕)

「映画を完成させてね。できればハッピーエンドで」それが友人の最後の言葉だった―――。夢半ばにして自ら命を絶ったミュージシャンと彼を慕う後輩、そして友人である映画監督が織りなす、美しくも過激に心に刺さる青春群像ドキュメンタリー。(太田信吾)

お出かけ情報編

お出かけ情報では、おすすめのイベント情報をお届けします。

【東京】【12月9日(土)】【無料】公園で踊ろう! 野外パフォーマンス(成果発表)新人Hソケリッサ!
路上生活経験があるダンサーが集まる「ソケリッサ」というグループを知っていますか?講師のアオキ裕キ先生とソケリッサと一緒に、大人も子どもも、障害のある人も1歳から参加できる3日間のダンスのワークショップを通じて生まれた作品を鑑賞しよう!

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【東京】【12月17日(日)】【無料】ミるミる見るツアー 〜映像を聴いて、語るワークショップ〜(鑑賞サポートあり)

小学5年生から6年生くらいのお子様を対象にした、目の見える人、見えない人が一緒に映像を見て、聴いて、語る。さまざまな見方で、映像と言葉の新しい楽しみ方やとらえ方を発見していく、対話型ワークショップです。

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【京都】【12月21日(木)】【舞台関係者向け研修・交流会】
令和6年4月から民間事業者による障害のある方への合理的配慮が義務付けられることになり、舞台芸術業界でも「バリアフリー化」という言葉を耳にすることが多くなってきました。舞台芸術関係者のみなさんの経験や知見をもとに「そもそも舞台芸術におけるバリアは、どこにあるのか?」を共に考える研修・交流会を開催します。「合理的配慮」と、合理的配慮を知る上で重要な「障害の社会モデル」の基礎知識を学び、既にバリアフリー化に取り組んでいらっしゃる方も、これから取り組もうとしている方も一緒に、劇場や公演での実践について考えてみませんか。

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編集部注目トピック!

【今週末!】森田かずよさんとみんなでつくるダンス公演「だから、あなたと奏でるカラダ」
2023年12月03日 (日) 14:00開演/13:30開場
場所: 茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール
森田かずよさんの演出・振付の元、市民参加ダンサー、追手門学院大学地域創造学部草山太郎先生のゼミ生、総勢39名のダンス公演。鑑賞サポートあり

 

触の祭典「ユニバーサル・ミュージアム さわる!めぐる物語」

2023年10月7日(土)〜 12月17日(日)
場所:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県)

100の回路に登場した広瀬浩二郎先生が監修される、展覧会が12月17日まで滋賀県近江八幡のNO-MAで開催中。すべての展示作品に触れる、美術のユニバーサルな鑑賞方法を問い直す展覧会です!

アートと福祉のイベント情報をお寄せください

THEATRE for ALL編集部では、アートと福祉の活動や、障害のある方も参加しやすいユニバーサルなお出かけ情報等をSNSやWEBページを通して、広めていく活動をお手伝いしていきたいと考えています。掲載可否や方法等はご依頼頂いて以降のご相談にはなりますが、情報掲載をご検討の方はぜひ一度、お問い合わせください。

 

お問い合わせ先
https://theatreforall.net/contact/

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