THEATRE for ALLとは

だれでも、いつでも、どこからでも。
ひとりひとりが繋がれる “劇場”。
子ども、大人、お年寄り。
聴こえない人、見えない人、車椅子で移動する人。
使う言葉が異なる人、育児・介護をしている人、海の向こうで暮らしている人。
環境や身体のちがいから劇場を訪れなかった人が、別の方法で “劇場” にアクセスできるようになれば、ひとりひとりの日常もひとつひとつの作品も、もっとおもしろくなるはず。そんな思いから、アクセシビリティに特化したオンライン劇場『THEATRE for ALL』を立ち上げました。
インターネット配信や、字幕、手話、音声ガイドで、その人にとってのアクセシビリティを高め、“劇場” を体感してもらう。そしてアーティスト・鑑賞者が対話できる場をつくり、新たな可能性を育てていく。
劇場体験に、アクセシビリティを。
それが『THEATRE for ALL』のミッションです。
メインビジュアル:©守屋友樹 提供:KYOTO EXPERIMENT事務局、左上:©宇壽山貴久子、左中央:©オールライトファッションショー(DRIFTERS INTERNATIONAL)、左下:©加藤和也、右上:©木奥惠三 (写真提供:金沢21世紀美術館)、右中央:©加藤和也、右下:©オールライトファッションショー(DRIFTERS INTERNATIONAL)
当サイトのメインビジュアルについて
このWEBサイトのトップページにはふたつのロゴマークが配置されています。ひとつは、舞台芸術作品の背景の上に載った動画配信サイトTHEATRE for ALLのロゴ、もうひとつはブルーグレーの背景の上に載ったリサーチ組織であるLABのロゴマークです。THEATRE for ALLのロゴは、THEATRE,for,ALL、それぞれの単語がアーチ型、丸みのあるモクモク(丸みのある階段)、丸が左右に二つ連なった形の中に配置され集合しています。色味は曖昧な色味、グラデーションが用いられ、多様な人たちが集まる劇場を象徴しています。LABのロゴはシンプルなグレーをベースとした文字ぐみでTHEATRE for ALL LABと書かれており、真面目にコツコツ、研究とコミュニティ活動を続けていくようなイメージを表します。

演劇、ダンス、映画、メディア芸術。
さまざまな作品動画をバリアフリーと多言語で鑑賞できるWEBシアター、2月にオープン!

日本語字幕、音声ガイド、手話通訳、多言語対応などを施した動画配信サービスをオープンします。これまで作品鑑賞をしづらかった方たちにも作品を楽しんでいただくために、バリアフリーの手法や表現について日々研究を重ねて実験をしながら、より開かれた劇場を目指します。

鑑賞体験を豊かにし、日常にインスピレーションを与えるラーニングプログラム、
続々、開発中。
誰にとっても作品理解の助けとなり、楽しみ方の選択肢が増えるようなラーニング・プログラムも開発しています。作品解説や対話型のワークショップ等を通して、さまざまな違いを持った視聴者やアーティスト、色んな地域に住む人と出会い、思考を深め、新たな一歩を踏み出すきっかけとなるような体験を生み出します。



