文明単位のラブソング
AR三兄弟
ABOUT
小林幸子と鎮座ドープネスが、日本の歴史、時代単位で聞こえてくる音を、過去から未来へむかって吟じるパレード。
あらゆる表現は時間の制約に対する挑戦である。レコードの発明、ラジオやテレビの誕生からインターネットへと続き、SNSの降盛期である現代の時間軸は加速度を増しているー。
文明ごとの変遷に思いを馳せて立体的な音響を記録・再生するにはパレードを、レコードという単位から立ち上げます。
川田十夢(AR三兄弟)総合演出のAR技術を活用し、本邦初公開の新曲『文明単位のラブソング』を立体的に発表。手話つき動画もTHEATRE for ALLにて公開予定。
文明とともに紡がれてきたパレードをお楽しみください。
イベントについて
概要
■イベント
日時:2023年5月27日(土) 12:00〜17:00(予定)
会場:渋谷パルコ 10F 屋外
参加費:なし
※車いすの方や視覚障害のある方が利用しやすいルートについて詳しくご案内するページをご用意しています。
▶︎バリアフリールート案内/渋谷パルコ
本イベントの入館方法:
渋谷パルコ館内東側エレベーター(※4台の内、公園通り側にある2台のみ10Fに参ります。)、または、公園通り側直通エレベーター(※エレベーター上に「Theaters & Restaurants」の表記がございます)をご利用ください。
■アプリ
日時:2023年5月27日(土) 〜
参加費:なし
参加方法:アプリ「社会実験」
お手元のスマートフォンから、特設アプリ「社会実験」をダウンロードいただくと、いつでも、どなたでも目の前で「バーチャル身体図鑑」を鑑賞できます。
対応機種:iPhone8 以上
推奨環境:iOS16.0 以上
※本アプリはiOSのみとなります。
▶︎「社会実験」ダウンロードはこちらから!
総合演出:川田十夢
開発:AR三兄弟
出演:小林幸子(歌手)、鎮座DOPENESS(ラッパー)、石川浩司(シンガーソングライター)、ヨネダ2000(芸人)、いがみの権太+人形遣い(人形浄瑠璃 文楽)、おわら風の盆(伝統)、チャンココ(念仏踊り)、音無史哉(笙)
音楽:蓮沼執太
手話つき動画もTHEATRE for ALL にて公開予定
*THEATRE for ALL 有料会員になると、約100点のコンテンツが月額1800円で見放題
▶︎お申込みはこちら
アーティストプロフィール
総合演出:川田十夢(AR三兄弟)
1976年熊本県生まれ。10年間のメーカー勤務で特許開発に従事したあと、やまだかつてない開発ユニットAR三兄弟の長男として活動。新著『拡張現実的』(2020)、 旧著『AR三兄弟の企画書』(2010)。WIRED巻末連載、J-WAVE 『INNOVATION WORLD』、BSフジ『AR三兄弟の素晴らしきこの世界』、テクノコント。BTC(ブレインテックコンソーシアム)理事。公私ともに長男。通りすがりの天才。その世界のスター。ニュー文化人。
開発:AR三兄弟
長男 川田十夢、次男 髙木伸二、三男 オガサワラユウによる、やまだかつてない開発ユニット。2009年から、とくにAR(拡張現実)に関するネタを連続的に発表。芸能から芸術まで、長渕剛からロマンスカーミュージアムまで。その拡張範囲はブラックホールのように、東京でいうと東急ハンズ渋谷店のように広大である。
音楽:蓮沼執太
1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、ドラマ、演劇、ダンス、CM楽曲、音楽プロデュースなど、多数の音楽を制作。また「作曲」という手法を応用した物質的な表現を用いて、展覧会やプロジェクトを行う。2018年個展『Compositions』(ニューヨーク・Pioneer Works)、『 ~ ing』(東京・資生堂ギャラリー)を開催。2013年アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティとして渡米。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
出演
小林幸子(歌手)
1953年12月5日生まれ。新潟県出身。1964年10歳で「ウソツキ鴎」でデビュー。79年「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒットとなり、日本レコード大賞最優秀歌唱賞をはじめとする数々の音楽賞に輝く。同年NHK「紅白歌合戦」に初出場し、以来34回出場。近年ではニコニコ動画への投稿やボーカロイドソフトの発売などで「ラスボス」と称され、若い世代やネットユーザーからの人気も博す。
鎮座DOPENESS(ラッパー)
1981年東京生まれ10代の頃にHIPHOPに魅せられる。2000年代MCバトルシーンから台頭し認知が広がる。昨今の活動としてはG.RINAとZEN-LA-ROCKとのFNCYやU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSとしてアルバムをリリースしている。その他様々なアーティストとコラボレーションを展開。
石川浩司(シンガーソングライター)
1961年東京生まれ。1990年バンド「たま」で「さよなら人類」でデビュー。レコード大賞新人賞受賞、紅白にも出場。現在はソロでギター弾き語りの他、ガラクタパーカッションでパスカルズ、ホルモン鉄道など8つのバンドを兼任。世界一とも言われる空き缶コレクターとして「懐かしの空き缶大図鑑」やエッセイストとして「『たま』という船に乗っていた」「すごろく旅行のすすめ」「おとなのなぞなぞ」などの著作も多数。映画、演劇にも出演。
ヨネダ2000(芸人)
吉本興業所属、東京NSC23期。神保町よしもと漫才劇場を中心に舞台出演している。2022年 第43回ABCお笑いグランプリ – 決勝進出、キングオブコント – 準決勝進出、女芸人No.1決定戦THEW – 準優勝、M-1グランプリ – 決勝進出。YouTube「ヨネダ2000チャンネル」配信中( https://www.youtube.com/@user-gv3zm7hu7m )
誠:1999年生まれ、東京都出身。 愛:1996年生まれ、神奈川県出身。
いがみの権太+人形遣い(人形浄瑠璃 文楽)
人形浄瑠璃文楽は、日本を代表する伝統芸能の一つで、太夫・三味線・人形が一体となった総合芸術です。その成立ちは江戸時代初期にさかのぼり、古くはあやつり人形、そののち人形浄瑠璃と呼ばれています。
昭和63年 7月 三代吉田簑助に入門、平成 3年 4月 吉田簑紫郎と名のり、国立文楽劇場で初舞台
【受賞歴】平成21年 4月 第37回(平成20年度)文楽協会賞、平成22年 4月 第38回(平成21年度)文楽協会賞、平成24年 4月 第31回(平成23年)国立劇場文楽賞奨励賞、平成29年 2月 平成28年度咲くやこの花賞、平成29年 4月 第36回(平成28年度)国立劇場文楽賞文楽奨励賞、令和 2年 3月 令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>
おわら風の盆(伝統)
毎年9月1日~3日に富山市八尾地域の中心部で行われる民謡行事。その唄と踊りの起源は江戸時代元禄のころ、町建てに関する重要文書の返済を得た祝いとして町民総出で町を練りまわったのが始まりといわれ、300年余りの歴史がある。その後、二百十日の風を治め、五穀豊穣を祈る行事に変わりいつしか「風の盆」と呼ばれるようになった。格子戸の家並み、土蔵造りの蔵など、昔の面影を残す町並みに数千のボンボリが立ち並び、三味線、胡弓、太鼓の音に合わせて哀調帯びた唄や格調高い踊りが坂の町を揃いの法被や浴衣姿で流し歩く。
チャンココ(念仏踊り)
五島列島五島市に古くから伝わる伝統的な念仏踊りで、毎年お盆の時期になると、市内各地で見ることができ、「五島の夏の風物詩」となっている。チャンココという名前は、「チャン」が鉦の音、「ココ」が太鼓の音に由来するといわれ、その名の通り、花笠と腰蓑を身に着け、太鼓を抱えた踊り手が鉦の音に合わせて踊る。少なくともおよそ800年前には踊られていたという歴史があり、現在まで、各地区の青年により大切に伝承されてきた。
音無史哉(笙)
コンピュータ音楽研究時に雅楽と出会い笙を手に取る。笙、楽箏、右舞、古代歌謡を豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長)に師事。古典雅楽の研鑽・演奏を重ねながら、笙や雅楽の多様なあり方を模索・提示している。TimHeckerワールドツアー、蓮沼執太フィルほか、TV番組、ゲーム、映画、CM、ノイズ・ジャズバンドやDJとのセッション、公共空間や映像作品のための音楽など、国内外の音楽プロジェクトに参加多数。「花舞鳥歌風遊月響雅楽団」共同主宰。