【11/5(土)】［フレンドリー上映］夕暮れ森のシアター
ABOUT
開放的な雰囲気いっぱいの野外で、ユニークなキャラクターが躍動する多彩なアニメーション上映会です。小さいお子様から大人の方、知的・発達障害のある方など、自由なスタイルで鑑賞が可能なので、どなたもウェルカム！幻想的な人形アニメ、音楽家・蓮沼執太らが福祉施設・いんば学舎の皆さんと協働して創作した最新作などを上映します。日中は親子で楽しめるワークショップもあり、カレーパンやドーナツ、温かいドリンクを手に、森の木々のざわめきと一緒に映画をお楽しみいただけます。
イベント概要
日時：11月5日(土) 16:30〜17:30
会場：GOOD NEWS NEIGHBORS
入場：無料
上映作品：『劇場をつくるラボ』ショートアニメ（10分）
『hesheit』（10分）
『Fruits of Clouds』（10分）
『眠れない夜の月』（27分）
アクセシビリティ：
ノンバーバル（非言語）でもお楽しみいただけるアニメ作品を集めました。
『眠れない夜の月』：英語字幕
『hesheit』：一部タイ語・日本手話
＊THEATRE for ALL 有料会員になると、映画祭作品を含めた約100点のコンテンツが月額1800円で見放題▶︎お申込みはこちら
POINT!
GOOD NEWS NEIGHBORSとの連携イベント！
「森との共生」をキーワードに、那須の豊かな森の中に誕生した複合施設。那須生まれの人気のお菓子「バターのいとこ」に次ぐ新商品「BROWN CHEESE BROTHER」の店舗をはじめ、カフェやアートギャラリーなど、環境に配慮した事業に取り組む９店舗が全国から出店し、生ごみの堆肥化や飲食店でのリユースカップの活用などにも取り組んでいます。就労支援を備えた食品製造工場「FACTORY（ファクトリー）」も併設し、様々な背景を持つ方にフィットする、インクルーシブな雇用を生み出しています。 詳細はこちら▶︎GOOD NEWS NEIGHBORS（外部ページにアクセスします）
作品紹介
『劇場をつくるラボ』ショートアニメ
鑑賞だけではおわらない映像作品
音楽家・蓮沼執太と映像作家・水尻自子が知的障害のある利用者とのワークショップ体験をもとに、一方的に鑑賞するだけではない映像作品の可能性に挑戦します。福祉施設での日常に目を向けながら、当事者も介助者も、小さい子どもも大人も、誰もが共に過ごす時間が生まれることを目指します。本作は、福祉施設に芸術鑑賞と創作を届ける「劇場をつくるラボ」（THEATRE for ALL）によるオリジナル作品で、那須での上映会を皮切りに、全国の福祉施設での上映も展開予定です。
『hesheit』
タムくんの愛称で知られるウィスット・ポンニミットはバンコク出身のアーティスト。幼少期に日本のマンガ文化につよい影響を受け、1998年のデビューを契機に本国で人気を得るも、2003年の神戸への留学以後、日本でもイラストレーション、大規模な展覧会への参加、ミュージシャンとのコラボレーションなど、多岐にわたる活動をおこなっている。本作は初期作を作家みずからアニメ化したもの。「hesheit」のタイトル通り、だれの身にも起こりそうな出来事を、ギャグマンガ的な作風で描きながら、スタイリッシュで、ときに哲学的な味つけをほどこしている。夕暮れ森のシアターでは配信作品から一部を抜粋して上映。
©️2004 Wisut Ponnimit
『Fruits of Clouds』
待つだけでよいの？ 呼び覚まされた好奇心の先にあるものは
暗黒の森の中、ぽっかりと開いた空き地に「フサフサくん」は仲間たちと輪になって巣穴をつくって住んでいる。彼らの空腹を満たしてくれるのは、大地に触れると赤く白熱してフルーツに変わる種だけだった。だが、その種はめったに空から降ってこない。みんな闇の森に恐怖を抱いており、その恐怖心から空き地を抜け出して、食糧を求めてどこか他の土地へ向かうことができなかった。仕方なく種が降ってくるのを待つばかりの暮らし。けれど「フサフサくん」はもう待つだけなんて御免だ。そんな彼の冒険心が森を目覚めさせる。「フサフサくん」は森の奥に何が隠されているのか知りたくてたまらなくなった。
『眠れない夜の月』
人形アニメーション作家・八代健志が描くファンタジー。
巨大な木々が茂る森の中で、家族とつつましく暮らす少年。ある眠れない夜、少年の前にリスの姿をした月の番人が現れ、高い木に引っかかってしまった月を一緒にはずしてほしいと懇願します。このままでは、永遠に夜が終わらない世界になってしまう、と。ふたりの冒険の行方は？
