2021/06/18
THEATRE for ALLにご参加いただいているアーティストや制作団体、ディレクターをゲストに迎え、オンライントークシリーズを開催いたします。
作品を配信するにあたってアーティストが「バリアフリー」をどのように捉え、考え、実践したのかー。THEATRE for ALLで配信している作品を事例に、作品をどのように届けていくのか、全ての人により豊かな鑑賞体験をもたらすためのヒントを探ります。
トークの中でQ&Aタイムももうけますので、ご不明点や、コミュニティイベントでこんなことをやってほしい!など、この機会にぜひご要望等お寄せください。
※イベントは全て終了いたしました。
「あなたにとっての バリア とは何ですか?」
アーティストトークのなかで、 ご出演いただいた皆さんにお伺いしました。
「直感的に感じたのは「想像を広げてくれるもの」ですかね。」
「一人ひとり、みんな違うから、その時点でやっぱりバリアがあるというか、「意識で作られちゃうもの」という感じがします。(~中略~)今のマジョリティに都合がよく社会が設計されてるわけですよね。だから、そうでない人にはバリアになっってしまう。」
「普段はあまり自分では意識しないもの。自分が人に感じさせてしまった時に色々な人たちとの関わりの中で教えてもらっている。だからこそそ変えたい。自分としてはもともと気づかずにいられるものだからこそ、気づかせてくれた人たちへの応答として」森田真帆さん(映画ライター・映画監督)「私も普段は意識しないもの。映画の最後に、照館長もおっしゃっていますが、「何かを意識せずに、自分たちの好きな生き方で生きられる社会がいいと思いますね」。属性にはめず、男女も関係なく、ただ「地球に生きている人間」というくくりだけでいたい。」Vol.3 のアーカイブ映像はこちら
「自分も日々バリアに直面する。その時、工夫を考え、『うまくいかないかもしれないけど、やってみるというモード』になる。社会を良くしていくための知性や工夫したい気持ちにつながるもの。」
※イベントは全て終了いたしました。
VOL.1 多様な鑑賞者をつなぐー映画とバリアフリーの試みと可能性
日時:6月24日(木) 12:30〜13:30 ※終了しました
ゲスト:山上庄子(Palabra株式会社代表) / 河合宏樹(映画監督)
(※ゲストプロフィールはこちら)
ファシリテーター:金森香(THEATRE for ALL統括ディレクター)
河合宏樹監督の配信作品はこちらからご覧いただけます
VOL.2 SIDE CORE『MIDNIGHT WALK tour / TOKYO 2020』ー美術×オンラインの可能性
日時:7月7日(水) 20:00〜21:00 ※終了しました
ゲスト:SIDE CORE(高須咲恵)(アーティスト・キュレーター) / 金島隆弘(アートディレクター)
(※ゲストプロフィールはこちら)
ファシリテーター:中村茜(THEATRE for ALL統括プロデューサー)
※本日のファシリテーターは、中村茜から金森香(THEATRE for ALL 統括ディレクター)に変更になりました。ご了承ください。
SIDE COREの配信作品はこちらからご覧いただけます
VOL.3 みんなが生きやすい場所ってどんなところ?ー大分・別府市の小さな映画館「別府ブルーバード劇場」が教えてくれること
日時:7月15日(木) 12:00〜13:00 ※終了しました
ゲスト:森田真帆(映画ライター・映画監督) / 鈴木励滋(生活介護事業所カプカプ所長・演劇ライター)
(※ゲストプロフィールはこちら)
ファシリテーター:中村茜(THEATRE for ALL統括プロデューサー)
森田監督の配信作品はこちらからご覧いただけます
VOL.4 「ルール?」ー多角的な視点で社会をデザインするには
日時:7月19日(月) 12:30〜13:30 ※終了しました
ゲスト:田中みゆき(キュレーター・プロデューサー) / 菅俊一(コグニティブデザイナー・多摩美術大学統合デザイン学科准教授)
(※ゲストプロフィールはこちら)
ファシリテーター:金森香(THEATRE for ALL統括ディレクター)
ゲストのお2人は7月2日より開催中の21_21 DESIGN SIGHT企画展「ルール?展」のディレクターを務めていらっしゃいます。
展覧会内で展示もされている配信作品は、こちらからご覧いただけます。