2021/07/21
特集「見える言語・動く言語ー手話で感じる世界の見え方ー」
写真:異言語Lab.『イマージュ』より
THEATRE for ALLでは2021年7月21日(水)〜8月27日(金)特集「見える言語・動く言語ー手話で感じる世界の見え方ー」と題して手話の特集を行います。
手話ってどんな言語なんだろう?
様々なろう者や手話ユーザーの方々と共に、手話やろう文化について理解を深める特集企画。新作の動画配信からオンラインイベント、オンラインワークショップまで、異なる切り口で迫ります。
新作配信開始!
・ヴァンサンへの手紙
配信中の作品紹介
・ももちの世界#6『サバクウミ』
・「朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた」手話+日本語字幕回
・「没入型映像 イマージュ」
・「hesheit」
・「True Colors FASHION 身体の多様性を未来に放つダイバーシティ・ファッションショー」
・「サンライズ・ヴァイブレーション」
・「ルール?」
イベント情報
・THEATRE for ALL LAB談話室 「異言語ラボ」の作品を観て語りあおう
・「ろうあるある」からろう文化を学ぼう!
その他
・「THEATRE for ALLの手話が決まりました!」
・ろうお笑いコンビ「デフW」が配信作品をナビゲート!
・ブックレビュー企画
手話つき動画の視聴モニター募集!
バリアフリーについてフィードバックをいただく視聴モニターを募集します。
期間:2021年7月21日(水)〜8月27日(金)
新作配信開始!
レティシア・カートン「ヴァンサンへの手紙」
公開:2021/7/21~
価格;1000円(税込)
レンタル期間:購入から10日間
アクセシビリティ:バリアフリー日本語字幕
作品概要:
友人のヴァンサンが突然に命を絶った。彼の不在を埋めるかのように、レティシア監督はろうコミュニティでカメラを回しはじめる。美しく豊かな手話と、優しく力強いろう文化。それは彼が教えてくれた、もう一つの世界。共に手話を生き、喜びや痛みをわかちあう中で、レティシア監督はろう者たちの内面に、ヴァンサンが抱えていたのと同じ、複雑な感情が閉じ込められているのを見出す。
「ろう者の存在を知らせたい」というヴァンサンの遺志を継ぎ、レティシア監督はろう者の心の声に目を澄ます。社会から抑圧され続けてきた怒り、ろう教育のあり方、手話との出会い、家族への愛と葛藤…。現代に生きるろう者の立場に徹底して寄り添いながら、時に優しく、時に鋭く、静かに、鮮やかに、この世界のありようを映し出す。
配信中の作品紹介
現在配信中の手話つき作品を紹介!
月会員(1800円/月)で全てお楽しみいただけます。
ももちの世界#6『サバクウミ』
#舞台・演劇
「朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた」手話+日本語字幕回
#舞台・演劇
「没入型映像 イマージュ」
#実験映像
「hesheit」
#アニメーション
「True Colors FASHION 身体の多様性を未来に放つダイバーシティ・ファッションショー」
#ファッションショー
「サンライズ・ヴァイブレーション」
#映画
「ルール?」
#デザイン
#デザイン
イベント情報
THEATRE for ALL LAB談話室 「異言語ラボ」の作品を観て語りあおう
7月27日(火)19:30~
参加方法:月会員(1800円/月)にご加入の上、「THEATRE for ALL LAB」会員制SNS(Slack)に参加ください。開催当日までにZOOMリンクが公開されます。事前の予約は不要です。
「ろうあるある」からろう文化を学ぼう!
THEATRE for ALL オフィシャルナビゲーターでもあるろうお笑いコンビ「デフW」のお笑い鉄板ネタを観ながらり合うお笑い&トークライブ。
「ろうあるある」から「ろう文化」を学ぼう。
出演:今井ミカ(NPO法人シュアール理事長/映画監督)、那須映里(手話エンターテイナー/手話講師/NHKみんなの手話2021準レギュラー)、和田夏実(インタープリター)
日程:7月30日(金)19:00-20:00 youtube liveで配信予定!無料・予約不要
「THEATRE for ALLの手話が決まりました!」
手話はろう者のコミュニティの中で自然と生まれていくもので、固有名詞の手話は新たに考案する必要があります。
そこで「THEATRE for ALL」の手話を新たに考案し、デフWのお二人が動画で紹介してくださっています。
ぜひ、皆さんも覚えてみてください!
ろうお笑いコンビ「デフW」が配信作品をナビゲート!
デフWさんの鑑賞体験を手話で発信していただきます。
「THEATRE for ALL」では、手話に対応した動画がおよそ30点公開されていますが、果たしてどんな感想をいただけるかお楽しみに。
ブックレビュー企画
THEATRE for ALLには、手話が第一言語の方、身近に手話がある方、手話やろう文化にあまり馴染みのない方、様々な方が集っています。
共通のテーマをもとにおすすめの本を一冊紹介していただくこの企画では、レビューを通して、直接に手話について語る中では発見しきれない、皆さんの視点や発想の種を探ります。
*詳細は後日公開いたします。
手話つき動画の視聴モニター募集!
THEATRE for ALLでは、様々な当事者の方々に配信作品を無料でご鑑賞いただき、サービスや作品のバリアフリーについてフィードバックをいただく視聴モニターを募集します。
この度の特集では、こちらの3本の動画が対象です。
募集期間 8/2(月)~8/27(金)
ご応募はこちら
『佐藤雅彦オンライン授業』
NHK・Eテレ教育番組『ピタゴラスイッチ』『0655・2355』などをはじめとする様々な映像を制作してきた、東京藝術大学大学院映像研究科教授・佐藤雅彦によるオンライン授業。
– 手話通訳+バリアフリー日本語字幕
『sunrise vibration』/太田信吾
新型コロナウイルスによる外出自粛により運動不足や精神的不調を訴える人が増加するなか、「肛門日光浴」を実践するミュージシャンの男性が、その一風変わったアクションで人々を勇気付けてゆく物語。
– 手話通訳+日本語字幕
– バリアフリー英語字幕
– 監督による音声ガイドとその字幕+バリアフリー日本語字幕
hesheit
バンコク出身のマンガ家ウィスット ポンニミットの作品「hesheit」を作家自身の手でアニメ化。ウィスット初期の魅力が詰まったアニメーション集。
– 手話動画+バリアフリー日本語字幕
– 日本語字幕
– 英語字幕
– 日本語吹き替え版
企画協力:シュアール